決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ローツェ、プロパスト、クオンタムＳ (10月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ローツェ <6323>
　22年2月期の連結経常利益を従来予想の100億円→148億円(前期は84.8億円)に47.1％上方修正し、増益率が18.6％増→74.5％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　クオンタムＳ <2338>
　22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結最終損益は1億1200万円の赤字(前年同期は2億1600万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.5　アバンティア <8904>
　21年8月期の連結経常利益は前の期比45.6％増の19.3億円に拡大し、22年8月期も前期比13.6％増の22億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6323> ローツェ 　　　東１ 　 +22.13 　 10/11　　上期　　　 61.53
<3236> プロパスト 　　ＪＱ　　 +5.88 　 10/11　　　1Q　　　 -7.21
<2338> クオンタムＳ 　東２　　 +4.65 　 10/11　　上期　　　　赤縮
<9982> タキヒヨー 　　東１　　 +1.30 　 10/11　　上期　　　　赤縮
<8904> アバンティア 　東１　　 +0.58 　 10/11　本決算　　　 13.58

<9313> 丸八倉 　　　　東２　　 +0.56 　 10/11　　　3Q　　　 -5.03
<3376> オンリー 　　　東１　　 +0.26 　 10/11　本決算　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース