KPPグループホールディングスのニュース
<9274> 国際紙パルプ商事
四季報より 業種:卸売業。
【特色】紙専門商社国内2位。合併で成長、製紙会社から印刷会社などへ卸す。海外積極的で大型買収も
【上振れ】国内は宣言明けの紙の戻り鈍いが飲料用など板紙堅調。海外は中国鈍化だが、買収仏社が感染拡大の影響軽微で好調、豪州快走続く。前号比営業黒字幅拡大。増配。23年3月期は海外好調一服で横ばい。
【グローバル】22年10月メドの持株会社化検討開始、これまでの海外展開踏まえ国際グループ経営強化期す。プライム市場目指し金融機関の保有株売り出し、流動性向上。
2022年2月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業理利益+199.6%の90.00億円、経常利益+170.6%の85.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2019年7月31日の355円を高値とし、その後のコロナ相場での底打ちの3月13日の196円を安値とする三角保ち合い(A)の煮詰まりの中で、2020年11月5日の231円、2021年1月6日の230円、4月21日の237円と3点底をつけて上放れし、上昇トレンド(B)を形成しました。この中で9月27日に428円まで上昇後、10月5日に334円まで押し目を入れ11月18日に474円と年初来高値更新となりました。ここをピークに調整入りとなり、12月20日に284円まで下げ、もみあって今年の1月19の298円を2点底に反発しています。
<3825> リミックスポイント
四季報より 業種:情報・通信業。
【特色】暗号資産交換所『ビットポイント』を運営。電力小売り、中古車売買、ホテルの企画開発も展開
【好 転】感染症対策事業が想定以下。エネルギーは家庭向け、法人向け共に契約数が増加、前期費用増加分の回収進む。暗号資産も増勢。賃料削減効き営業黒字化。23年3月期はエネルギー続伸。暗号資産押し上げ。
【新規通貨】暗号資産は『Polkadot』と日本初『Jasmy』の取り扱い開始、成長に弾み。半導体不足で販売開始が遅れた家庭用蓄電池は営業攻勢で巻き返し。
2022年2月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+318.8%の63.20億円、経常利益+318.2%の63.13億円の増収・増益の見通し。
2018年5月23日の1843円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2019年1月4日に361円の安値をつけて、横もみの動きとなり、3月25日の297円、5月16日の298円、6月5日の317円と3点底をつけて、6月27日に505円まで上昇してもみあい、7月10日の465円をつけたところで、その後、コロナ相場に入り急落相場となって、2020年3月13日に79円の安値をつけてもみあい、2021年1月5日に68円の2点底をつけて、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で10月25日の148円を安値に反発となって、今年の1月6日に491円まで上昇し、押し目を入れているところです。
<4042> 東ソー
四季報より 業種:化学。
【特色】塩ビ・苛性ソーダ大手、石化も展開。免疫診断装置・試薬や触媒、歯科材料など機能商品を強化
【独自増額】塩ビ樹脂、ウレタン原料やエチレンアミンが市況想定超で上振れ。バイオや排ガス用触媒は数量上向く。営業益再増額。会社計画は市況想定保守的。23年3月期はウレタン原料等の市況沈静化響く。
【買 収】バイオ医薬品製造の関連装置手がける米国ベンチャー21年10月買収、当社バイオ事業と相乗効果狙う。25分で迅速測定するコロナ抗原検査試薬21年9月発売。
2022年2月3日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+54.9%の1360.00億円、経常利益+52.4%の1450.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2019年8月26日の1308円を安値に、12月17日に1773円まで上昇して、1700円をはさんだもみあいとなっていたところで、コロナ相場に入り、そのから急落となって2020年3月23日に1012円で当面の底打ちとなりました。この底打ちからの上昇トレンド(A)の中で、2021年1月5日の1541円を安値に大幅上昇となり、2021年3月26日に2236円まで上昇し、7月20日に1830円まで下げて反発し、9月14日に2249円と年初来高値更新となって2番天井の形をつくって、短期の下降トレンド(B)となって12月2日に1618円まで下げて。今年の2月7日に1929円まで反発しました。ここまで戻したところで、日経平均の大幅下落につれ安して下値模索に入っているところです。
2020年3月23日の1012円の安値から9月14日の2249円までの上昇幅(1237円)の1/2押し(618円)が1630円ですので1600円水準を下値ポイントとします。目先は戻り売り。好業績銘柄の十分な押し目を待って買う。
<6462> リケン
四季報より 業種:機械。
【特色】ピストンリングで日系向け首位。カムシャフト、シールリングも。非日系、建機、船舶向けも拡販
【再増額】ピストンリングは数量回復。9~10月に客先急減産も下期挽回。前期の国内早期退職による固定費削減8億円効く。鋼材など原材料高や物流費増でも会社計画慎重、前号より営業益再増額。増配。23年3月期は数量増。販価是正も効き利益好伸。
【着 手】脱ガソリン車の流れ受け、専門部署新設し水素エンジン向けの部品開発や評価解析に着手。合成燃料への対応も検討。
2022年2月9日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+72.3%の47.00億円、経常利益+36.5%の59.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2018年10月2日の6540円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2019年8月29日の3505円の安値からの反発で11月13日の4395円、12月20日の4400円と2点天井をつけたところで、その後、コロナ相場に突入して急落となり、2020年4月3日の2368円で当面の底打ちとなりました。ここからの反発で6月23日に3245円まで上昇し、7月31日に2471円まで下げて、2500~2800円のボックス相場の動きとなって下放れし、2021年2月1日の2051円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(B)へ転換し、この中で9月14日に3025円まで上昇して年初来高値をつけ、短期の下降トレンド(C)となりました。12月1日に2406円まで下げて反発し、2022年2月9日に2739円まで上昇して再下落となり2500円を割ってきています。
<6339> 新東工業
四季報より 業種:機械。
【特色】鋳造機械製造で首位。自動車向け強い。表面処理は造船、建機も。集塵・粉体処理の環境分野育成
【回復鈍る】主柱の表面処理、鋳造は受注好調だが、原材料高騰、電子部品不足が利益侵食。特に鋳造で価格転嫁捗らず想定以下。前号比で営業増益幅縮小。増配再開。23年3月期は価格転嫁進捗、営業益好伸。
【環境配慮】油圧等使わず工場内をクリーンに保てる電動シリンダー発売、提案営業傾注。愛知県幸田町の環境テクノロジーセンター改装。省エネ化関連展示の拡充施す。
2022年2月8日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+86.3%の32.00億円、経常利益+49.8%の46.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2018年1月15日の1559円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月25日に788円まで下げて、いったん底打ちとなり、ゆるやかに短期の上昇トレンド(B)となり、12月25日の788円、2019年8月26日の843円と2点底となって、12月18日に1116円の高値をつけたところで、その後のコロナ相場で急落となり、2020年3月17日に615円で底打ちとなりました。ここから下値をゆっくり切り上げる上昇トレンド(C)へ移行し、3月27日の870円までの自律反発から、6月9日の828円を戻り天井にして、9月4日に684円まで押し目を入れて、ゆるやかに上昇して6月28日の836円を高値に、もみあって下放れとなりました。上昇トレンド(C)を切って2021年12月1日に675円まで下げてもみあっているところです。
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