決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … ツルハＨＤ、ビジョナリー、ギフト (3月16日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月13日から16日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　アルファクス <3814>
　20年9月期第1四半期(10-12月)の経常損益(非連結)は1億1500万円の赤字(前年同期は6400万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.2　ミサワ <3169>
　20年1月期の連結経常利益は前の期比2.3倍の8.3億円に拡大したが、21年1月期は前期比7.4％減の7.7億円に減る見通しとなった。

▲No.3　ビジョナリー <9263>
　20年4月期第3四半期累計(19年5月-20年1月)の連結最終損益は6800万円の赤字(前年同期は4億1700万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3814> アルファクス 　ＪＱ 　 -14.35 　　3/16　　　1Q　　　　赤拡
<3169> ミサワ 　　　　東１　　 -9.94 　　3/16　本決算　　　 -7.44
<9263> ビジョナリー 　ＪＱ　　 -8.05 　　3/16　　　3Q　　　-79.44
<2776> 新都ＨＤ 　　　ＪＱ　　 -4.17 　　3/16　本決算　　　　　－
<9279> ギフト 　　　　東Ｍ　　 -3.29 　　3/16　　　1Q　　　　2.65

<3391> ツルハＨＤ 　　東１　　 -3.00 　　3/16　　　3Q　　　 14.54

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース