マイクロ波は一時１６％安、４～１２月期減収・最終赤字で売り

　マイクロ波化学<9227.T>は続落。一時１６．４％安の２０２１円まで売られた。前週末１０日の取引終了後に２２年４～１２月期決算を発表し、売上高は前年同期比１２．２％減の５億９４００万円、最終損益は前年同期から赤字幅拡大となる９６００万円の赤字だった。通期で増収・最終黒字を予想しているだけに、業績の先行きを懸念した売りが先行している。

　前年同期に契約一時金の収益計上があった影響が出た。新規契約獲得数は今期計画２５件に対して２１件を獲得し、契約総数では今期の計画件数（５２件）を達成している。今期予想は据え置いており、同社株は売り一巡後には下げ渋る動きをみせている。

出所：MINKABU PRESS