ＧＣＡが大幅続伸し昨年来高値、前１２月期業績の好内容評価の買いも

　ＧＣＡサヴィアン＜2174.T＞が大幅続伸。株価は一時、前日比７８円（６．５％高）の１２８８円まで買われ昨年来高値を更新した。民事再生手続き中のスカイマーク＜9204.T＞が同社をフィナンシャル・アドバイザー（ＦＡ）に選任すると発表したことが好感され１２日に株価は上昇したが、この日は１２日発表の１４年１２月期決算の内容を評価する買いが流入した。
　前１２月期の売上高は前の期比４１．８％減の１３０億１９００万円、営業利益は同１４．２％減の３５億９２００万円だった。表面上は減収減益だが、これは１３年１２月期は投資事業有限責任組合を連結対象としていたのに対し、前期は同組合を除外したため。同組合を除外した１３年１２月期決算との比較では、前期は売上高が３６％増、営業利益が約２．１倍と大幅な増収増益だった。足もとでＭ＆Ａに絡むアドバイザリー事業などが回復しており、今後の業績拡大を期待した買いが流入している。

ＧＣＡの株価は１３時１５分現在１２７３円（△６３円）
スカイマークの株価は１３時１６分現在１６円（▼３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）