決算プラス・インパクト銘柄 … 浜ゴム、フジオフード、ＡＯＩＴＹＯ (2月19日～25日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から26日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＡＯＩＴＹＯ <3975>
　20年12月期の連結経常損益は11.4億円の赤字(前の期は17.6億円の黒字)に転落したが、21年12月期は8億円の黒字に回復する見通しとなった。

★No.3　浜ゴム <5101>
　20年12月期の連結最終利益は前の期比37.3％減の263億円に落ち込んだが、従来予想の185億円を上回って着地。

★No.5　フジオフード <2752>
　20年12月期の連結最終損益は49.9億円の赤字(前の期は1億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、21年12月期は3.4億円の黒字に浮上する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3975> ＡＯＩＴＹＯ 　東１　　 +4.49 　　2/19　本決算　　　　黒転
<3350> レッド 　　　　ＪＱ　　 +3.33 　　2/24　本決算　　　　　－
<5101> 浜ゴム 　　　　東１　　 +2.62 　　2/19　本決算　　　　　－
<9176> 佐渡汽 　　　　ＪＱ　　 +0.94 　　2/19　本決算　　　　　－
<2752> フジオフード 　東１　　 +0.90 　　2/19　本決算　　　　黒転

<9612> ラックランド 　東１　　 +0.76 　　2/19　本決算　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース