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明海グループのニュース
<動意株・23日>(大引け)=ラクーンHD、ミタチ産業、OLC
ラクーンホールディングス<3031.T>=大幅高。一時10%高の1592円まで駆け上がり、今年の大発会につけた高値1569円を上回り年初来高値を更新した。アパレルや雑貨のECサイトを運営するが、在宅消費ニーズの高まりなどを追い風に21年4月期の営業利益は前の期比7割増益と急成長を果たしたが、22年4月期については、増収ながら前の期比9%減の10億9000万円予想と減益に転じる見通しにある。ただ、株式需給面では成長鈍化を拠りどころに空売りが入り、直近の東証信用残は信用倍率が1.2倍と拮抗、日証金では株不足に陥り逆日歩が付く状況にある。またこれ以外にも、貸株調達による外資系証券の空売りが高水準で、目先この買い戻しの動きが観測されている。
ミタチ産業<3321.T>=動意。前週末20日の取引終了後、22年5月期の連結業績予想について、営業利益を17億円から20億円(前期比2.2倍)へ、純利益を12億円から14億円(同2.1倍)へ上方修正し、あわせて15円を予定していた期末配当予想を25円に引き上げたことが好感されている。売上高は425億円(同25.4%増)の従来見通しを据え置いたものの、主要な自動車分野での半導体、電子部品などの販売や、ITや自動車関連の工作機械向けEMSの受注が堅調に推移していることが要因。また、コスト抑制の推進なども寄与する。なお、年間配当予想は40円(前期20円)となる。
オリエンタルランド<4661.T>=戻り足継続。同社の株価は4月末を境に急速に下放れる展開となり、市場では「(下落時の)商いの増え方も異常で、一部のファンドのクローズに伴う投げ売りなどの影響が反映されたのではないか」(ネット証券マーケットアナリスト)といった指摘も出ていた。ただ、今月中旬以降は売りが出尽くし切り返す動きに転じている。岸田首相は6月にも観光促進政策に着手する可能性を示唆しており、テーマパーク最大手の同社にとっても風向きは変わりつつある。今月19日からは、1回当たり2000円を支払えば園内の対象アトラクションを時間指定で予約できるというシステム「ディズニー・プレミアアクセス」という新たなサービスを導入しており、これが収益回復に貢献するとの見方もある。
スターティアホールディングス<3393.T>=急伸、大勢2段上げの様相。中小企業向けなどを中心に複合機などの情報関連機器の販売及び保守サービスを展開し、デジタルマーケティング事業にも傾注する。22年3月期決算は営業利益が3億4400万円(前の期実績は2100万円)と従来計画を大きく上振れて着地したが、23年3月期営業利益は更に前期比倍増となる7億円を見込んでいることで、業績変化に対するマーケットの注目が高まった。16日にマドを開けて急騰した後、600円台前半で目先利益確定の売りが吸収され、大勢2段上げの様相となっているが、市場では「業績が一時的に落ち込んでいたことで、昨年夏場以降の株価の下げが際立っていた。直近は同社の開示資料からグループの成長戦略への評価が再燃している。株式需給面では売りが出尽くしていることで、これも買いやすさにつながっているようだ」(中堅証券ストラテジスト)とする見方があった。
明治海運<9115.T>=75日線越え。前週から動きを一変させ急速に上値を追っている。海運セクターは大手3社が先行して大きく上昇する展開をみせたが、中堅海運にも出遅れ修正への思惑が強まってきた。そのなか同社は、北海道から沖縄までホテルやレストランなどを幅広く展開していることで、足もとではコロナ禍の規制から脱却した経済正常化の動きが追い風材料として株価を刺激している。きょうは820円台を横に走る75日移動平均線も上回ってきたことで、中長期トレンドの転換を示唆している。
フライトホールディングス<3753.T>=上値指向で3日ぶりに切り返す。株価はここ1カ月にわたり一貫して5日移動平均線を絡めた上昇トレンドを形成中。きょうは、前週末に発表された23年3月期の営業利益が前期比40%増の2億2000万円となることを発表しており、これが株価を強く刺激する格好となっている。同社はITコンサルティングやモバイル電子決済に絡むアプリサービスなどを展開するが、業績は前期から回復色を鮮明としている。株価400円台と値ごろ感があり、時価総額も40億円台と小型で足の軽さに着目した資金が流入している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ミタチ産業<3321.T>=動意。前週末20日の取引終了後、22年5月期の連結業績予想について、営業利益を17億円から20億円(前期比2.2倍)へ、純利益を12億円から14億円(同2.1倍)へ上方修正し、あわせて15円を予定していた期末配当予想を25円に引き上げたことが好感されている。売上高は425億円(同25.4%増)の従来見通しを据え置いたものの、主要な自動車分野での半導体、電子部品などの販売や、ITや自動車関連の工作機械向けEMSの受注が堅調に推移していることが要因。また、コスト抑制の推進なども寄与する。なお、年間配当予想は40円(前期20円)となる。
オリエンタルランド<4661.T>=戻り足継続。同社の株価は4月末を境に急速に下放れる展開となり、市場では「(下落時の)商いの増え方も異常で、一部のファンドのクローズに伴う投げ売りなどの影響が反映されたのではないか」(ネット証券マーケットアナリスト)といった指摘も出ていた。ただ、今月中旬以降は売りが出尽くし切り返す動きに転じている。岸田首相は6月にも観光促進政策に着手する可能性を示唆しており、テーマパーク最大手の同社にとっても風向きは変わりつつある。今月19日からは、1回当たり2000円を支払えば園内の対象アトラクションを時間指定で予約できるというシステム「ディズニー・プレミアアクセス」という新たなサービスを導入しており、これが収益回復に貢献するとの見方もある。
スターティアホールディングス<3393.T>=急伸、大勢2段上げの様相。中小企業向けなどを中心に複合機などの情報関連機器の販売及び保守サービスを展開し、デジタルマーケティング事業にも傾注する。22年3月期決算は営業利益が3億4400万円(前の期実績は2100万円)と従来計画を大きく上振れて着地したが、23年3月期営業利益は更に前期比倍増となる7億円を見込んでいることで、業績変化に対するマーケットの注目が高まった。16日にマドを開けて急騰した後、600円台前半で目先利益確定の売りが吸収され、大勢2段上げの様相となっているが、市場では「業績が一時的に落ち込んでいたことで、昨年夏場以降の株価の下げが際立っていた。直近は同社の開示資料からグループの成長戦略への評価が再燃している。株式需給面では売りが出尽くしていることで、これも買いやすさにつながっているようだ」(中堅証券ストラテジスト)とする見方があった。
明治海運<9115.T>=75日線越え。前週から動きを一変させ急速に上値を追っている。海運セクターは大手3社が先行して大きく上昇する展開をみせたが、中堅海運にも出遅れ修正への思惑が強まってきた。そのなか同社は、北海道から沖縄までホテルやレストランなどを幅広く展開していることで、足もとではコロナ禍の規制から脱却した経済正常化の動きが追い風材料として株価を刺激している。きょうは820円台を横に走る75日移動平均線も上回ってきたことで、中長期トレンドの転換を示唆している。
フライトホールディングス<3753.T>=上値指向で3日ぶりに切り返す。株価はここ1カ月にわたり一貫して5日移動平均線を絡めた上昇トレンドを形成中。きょうは、前週末に発表された23年3月期の営業利益が前期比40%増の2億2000万円となることを発表しており、これが株価を強く刺激する格好となっている。同社はITコンサルティングやモバイル電子決済に絡むアプリサービスなどを展開するが、業績は前期から回復色を鮮明としている。株価400円台と値ごろ感があり、時価総額も40億円台と小型で足の軽さに着目した資金が流入している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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