トランコム、今期経常を6％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額

　トランコム <9058> が10月24日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比21.9％増の36.3億円に伸び、従来予想の30.5億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の72億円→76.1億円(前期は66.5億円)に5.7％上方修正し、増益率が8.3％増→14.4％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比8.4％増の39.8億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の98円→104円(前期は92円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比32.0％増の19.5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.1％→4.9％に改善した。

株探ニュース