アルプス物流、今期経常を一転18％増益に上方修正・最高益、配当も7円増額

　アルプス物流 <9055> [東証Ｐ] が10月28日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比72.2％増の50.9億円に拡大し、従来予想の36.5億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の55.5億円→73億円(前期は61.6億円)に31.5％上方修正し、一転して18.4％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比31.2％減の22億円に落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の32円→39円(前期は30円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比99.9％増の26億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.0％→7.2％に改善した。

株探ニュース