• 通期経常は赤字幅縮小の見込み
• 2Q累計売上高は16％増と2期連続の増収！
• 2Q累計は再び最終赤字に転落…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　広島電鉄 <9033> [東証Ｓ] が11月13日後場(13:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は4.9億円の赤字(前年同期は1.4億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の12.5億円の赤字→10.5億円の赤字(前期は9.7億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は5.6億円の赤字(前年同期は8.2億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の6円→8円(前期は6円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は4.7億円の赤字(前年同期は1.2億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-1.1％→-5.4％に大幅悪化した。