決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … 東映アニメ、ＳＢＩリーシ、カンロ (10月27日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の10月26日から27日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　カンロ <2216>
　23年12月期の連結経常利益を従来予想の24.7億円→29.7億円(前期は20億円)に20.2％上方修正し、増益率が23.4％増→48.4％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2　ＳＢＩリーシ <5834>
　24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比51.0％増の24.4億円に拡大し、通期計画の40億円に対する進捗率は61.2％に達し、さらに前年同期の45.9％も上回った。

★No.3　三晃金 <1972>
　24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比27.6％増の15.6億円に伸び、従来予想の13億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2216> カンロ 　　　　東Ｓ 　 +17.73 　 10/27　　　3Q　　　 66.94
<5834> ＳＢＩリーシ 　東Ｇ 　 +15.67 　 10/27　　上期　　　 51.02
<1972> 三晃金 　　　　東Ｓ 　 +13.43 　 10/27　　上期　　　 27.56
<7299> フジオーゼ 　　東Ｓ 　 +10.49 　 10/27　　上期　　　　4.36
<9686> 東洋テク 　　　東Ｓ　　 +9.77 　 10/27　　上期　　　 54.71

<5906> エムケー精工 　東Ｓ　　 +5.33 　 10/27　　上期　　　 44.67
<6230> ＳＡＮＥＩ 　　東Ｓ　　 +4.83 　 10/27　　上期　　　730.34
<5819> カナレ電気 　　東Ｓ　　 +3.67 　 10/27　　　3Q　　　 44.98
<9029> ヒガシ２１ 　　東Ｓ　　 +2.65 　 10/27　　上期　　　 25.10
<7477> ムラキ 　　　　東Ｓ　　 +2.54 　 10/27　　上期　　　 -2.82

<8285> 三谷産業 　　　東Ｓ　　 +2.19 　 10/27　　上期　　　236.75
<3529> アツギ 　　　　東Ｓ　　 +1.92 　 10/27　　上期　　　　赤縮
<9701> 会舘 　　　　　東Ｓ　　 +1.59 　 10/27　　上期　　　　黒転
<9353> 桜島埠 　　　　東Ｓ　　 +1.11 　 10/27　　上期　　　 81.52
<4816> 東映アニメ 　　東Ｓ　　 +0.69 　 10/27　　上期　　　-10.74

<2208> ブルボン 　　　東Ｓ　　 +0.62 　 10/27　　上期　　　195.43

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース