あす（２４日）の株式相場見通し＝全般地合い好転受け続伸、日米首脳会談の内容注視

　あす（２４日）の東京株式市場は、全般地合いが徐々に好転しているとの見方から、日経平均株価は続伸することになりそうだ。
　２３日の東京株式市場は、前日の米国株高などを受けて買い先行。前引けにかけて伸び悩んだものの、後場買い直され、日経平均株価は前日比１５７円高の１万４５４６円と大幅反発で、結局高値引けとなった。終値で再び２５日移動平均線（１万４５１０円＝２３日）を上回ってきた。ただ、直近３日間の取引時間中の日経平均の高値は、切り下がっており、上値の重い状態は続きそうだ。
　市場関係者からは「９年４カ月ぶりの再上場となった西武ホールディングス<9024.T>が、公開価格と同値の１６００円で初値をつけ、その後も堅調な推移をみせ、大引けにかけ一段高で１７７０円高値引けと好調なスタートを切ったことは、全般相場にも好影響を与えたようだ」との声が出ていた。
　日程面では、日米首脳会談、舛添東京都知事が北京市を訪問（～２６日）、経済諮問会議、３月の企業向けサービス価格指数、３月のセメント国内販売に注目。海外では、米３月の耐久財受注、韓国１～３月のＧＤＰなどが焦点となる。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）