京急、上期経常は黒字浮上で上振れ着地

　京浜急行電鉄 <9006> [東証Ｐ] が11月11日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は46.3億円の黒字(前年同期は23.8億円の赤字)に浮上し、従来予想の12億円の黒字を上回って着地。
　通期計画の50億円に対する進捗率は92.7％に達し、さらに5年平均の61.9％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比95.1％減の3.6億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は28.9億円の黒字(前年同期は3.6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.8％→5.8％に急改善した。

株探ニュース