フロンティア、今期経常を2％上方修正、分配金も160円増額

　フロンティア不動産投資法人 <8964> [東証Ｒ] が6月21日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。21年6月期の経常利益を従来予想の53.8億円→54.7億円(前期は53.3億円)に1.6％上方修正し、増益率が0.9％増→2.5％増に拡大する見通しとなった。

　業績好調に伴い、分配金を従来計画の10540円→10700円(前期は10448円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　本日付別途公表の「新投資口発行及び投資口売出しに関するお知らせ」及び「国内不動産及び国内不動産信託受益権の取得に関するお知らせ＜三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷（本体棟）（共有持分34％）：追加取得 他 計3 物件＞」に記載の新投資口の発行及び資産の取得を決定いたしました。上記に伴い、2021年2月15 日付「2020年12月期 決算短信」で公表した2021年12月期の運用状況の予想の前提条件に重要な変更が生じたことから修正を行います。2021年6月期については、2021年2月15日付「2020年12月期 決算短信」において、新型コロナウイルス感染拡大による本投資法人の運用状況への影響につき、賃貸事業収益において一定の減収リスクを見積もっていましたが、新型コロナウイルス感染拡大に関連する影響が当初の見積もりほどではなかったことが判明したこと等を踏まえ、運用状況の予想の修正を行います。また、新たに2022年6月期（2022年1月1日～2022年6月30日）の運用状況の予想についてお知らせするものです。