和田興産は一時１２％高、第１四半期は７７％営業増益で上期計画上回る

　和田興産<8931.T>は続急伸し一時、前週末比１０８円（１２．６％）高の９６３円まで買われている。前週末６日の取引終了後に発表した第１四半期（３～５月）単独決算が、売上高１７８億８５００万円（前年同期比５４．４％増）、営業利益２４億７９００万円（同７７．４％増）、純利益１５億２３００万円（同２．１倍）となり、上期計画の営業利益２２億円上回って着地したことが好感されている。

　分譲マンションの引き渡し戸数が４１５戸（前年同期比７０．１％増）と大幅に増加したことが業績を牽引した。また、不動産賃貸収入が堅調に推移したことも寄与した。

　なお、１９年２月期通期業績予想は、売上高３９０億円（前期比１１．０％増）、営業利益３３億５０００万円（同１．４％増）、純利益１７億円（同７．０％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS