タクトホームが上げ幅拡大、１０年５月期の単体業績予想を上方修正、期末配当を２２００円に

　戸建て住宅のタクトホームが後場に入り上げ幅を拡大。一時５０００円高の８万６００円まで買われている。５日午前１１時に、１０年５月期単体の業績予想を上方修正、好感されている。売上高を４２０億円から４６７億円（前期比１９．８％減）、営業利益を２７億５１００万円から５３億８０００万円（同２９．７倍）、純利益を１５億５００万円から３１億３５００万円（前期は２億１５００万円の赤字）に引き上げた。不動産分譲事業で、販売戸数が１５０６棟と計画値の１３８５棟を上回る見込みとなり売上高が増加。利益面では採算重視の仕入れや事業サイクルの短縮化などが奏功する。

　同時に、期末配当を従来予想の１０００円から２２００円に引き上げ、年間配当は２７００円（前期実績１０００円）となる見込み。

　午後零時４４分時点の株価は４６００円高の８万２００円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社