毎コムネット、今期経常を19％上方修正

　毎日コムネット <8908> [東証Ｓ] が5月18日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年5月期の連結経常利益を従来予想の17.5億円→20.8億円(前期は16.9億円)に18.9％上方修正し、増益率が3.1％増→22.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.7億円→12億円(前年同期は14.2億円)に37.8％増額し、減益率が38.8％減→15.6％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社グループは、事業の方向性を明確にし、不動産デベロップメント部門、不動産マネジメント部門及びエネルギーマネジメント部門の３部門からなる「不動産ソリューション事業」と課外活動ソリューション部門と人材ソリューション部門の２部門からなる「学生生活ソリューション事業」の２事業（セグメント）計５部門で事業展開を行っております。　業績予想の修正の主な内容につきましては、不動産デベロップメント部門においては販売用不動産の売却が計画通り進み、不動産マネジメント部門においても業績は順調に推移しており、いずれも計画を上回る見込みであります。　また、課外活動ソリューション部門においては、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復が想定以上となり、業績は計画を大きく上回る見込みであります。人材ソリューション部門における連結子会社である株式会社ワークス・ジャパンについては、業績は概ね計画通りとなる見込みであります。　その結果、売上高は21,190百万円、営業利益は2,080百万円、経常利益は2,080百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,355百万円となる見込みであります。　なお、2023年５月期の期末配当は、すでに公表している通り１株当たり20円を予定しております。(ご注意)　上記に記載いたしました予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。