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MIRARTHホールディングスのニュース
~ 安定的な財務基盤の確立に向けて ~
MIRARTHホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:島田和一)のグループ会社であるMIRARTHエナジーソリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役:谷口健太郎、以下「MES」)は、この度株式会社格付投資情報センター(R&I)によるセカンドオピニオンを取得し、株式会社東和銀行(本店:群馬県前橋市/代表取締役頭取:江原洋)との「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下、PIF)」の融資契約を締結し、6月28日付で資金調達を実施いたしましたので、お知らせします。
資金調達の概要
「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」とは
「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」とは、国連環境計画・金融イニシアティブ(以下、「UNEP FI」)※1により策定されたポジティブ・インパクト金融原則(以下、「PIF原則」)※2および同実施ガイドラインに基づき、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、企業活動の継続的な支援を目的とした融資です。
本件にあたり、当社グループの事業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクトについて、株式会社東和銀行が評価を行いました。また同資金調達は、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、UNEP FIによるPIF原則に適合している旨の第三者評価※3を取得しております。
インパクトの特定と評価について
MESの特定されたインパクト「事業性の評価」「バリューチェーン分析」「インパクトレーダーによるマッピング」に対し、インパクトの種類(ポジティブインパクトの創出可能性、ネガティブインパクトの緩和・管理)、インパクトカテゴリ、関連するSDGs、内容・対応方針及び目標とKPIを設定し、達成を目指すことで社内、地域社会及び地球環境全体へ貢献することを目的としております。
「脱炭素社会への貢献」
太陽光発電所を中心とする再生可能エネルギー事業を通じた温室効果ガス排出量の削減、及び安定的な電力供給の実現を図ることで、社会・経済・環境的側面においてポジティブインパクトを増大させていることが評価されました。MESは、再生可能エネルギーによる発電所の開発及び取得による再生可能エネルギー発電施設の累計出力(KW)において、2024年度より毎年15MW増加させ、2028年度までの累計増加出力75MWの実現に向け引き続き取り組んでまいります。
「カンボジアにおける雇用の創出」
MESの子会社であるMIRARTHグリーンテック株式会社及び同社100%出資子会社であるMIRARTH Agri Tech Co.,Ltd(カンボジア現地法人、以下「MIRARTH Agri Tech」)を通じ、2023年11月よりカンボジア産カシューナッツの同国内での加工事業と殻残渣を利用したバイオマス燃料化事業に取り組んでいます。カンボジアは世界有数のカシュー原産国でありながら、近代的加工工場および生産オペレーション技術がなく、近隣国へそのほぼ全量を農産物として輸出をしてきました。MIRARTH Agri Techでは既存の工場を増設し食品加工機械を導入することで、加工による付加価値の向上と新たな雇用の創出に努めるとともに、バイオマス燃料化事業にも取り組んでまいります。カンボジアの経済成長に資する可能性を有する本事業は、社会的側面においてポジティブインパクトを増大させていると評価されました。雇用創出に取り組むとともに官民一体のフードバリューチェーンの構築と殻残渣を利活用したバイオマス燃料の実現を目指してまいります。
「女性の活躍の場を拡げる取り組み」
「ベビーシッター利用割引制度」や2024年度から導入した「フレックスタイム制」の活用を含め多様な人材が生き生きと働き続けられる環境づくりに取り組んでいることが、カンボジアにおけるカシューナッツ加工事業同様、社会的側面においてポジティブインパクトを増大させていると評価されました。引き続き多様な人材が活躍できる職場環境の構築に努めてまいります。
本件締結にあたっては、MESのサステナビリティ基本方針を中心に設定したKPIから、特にSDGsの目標達成に対してインパクトのある項目が選定され、定性的・定量的に評価を受けました。選定されたインパクトの管理状況および目標達成状況については定期的にモニタリングが実施されます。
MESは「再生可能エネルギーでカーボンニュートラルな世界を創る」をビジョンに掲げ、持続可能な社会の実現に貢献すべく、再エネの普及に努めてまいりました。事業活動を通じサステナビリティ戦略の達成に貢献していくという意思を表明するため、「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」による資金調達の実施に至りました。本資金調達によって得た資金は、サステナビリティ達成に結びつく今後の事業資金として活用いたします。
MIRARTHホールディングスグループは、「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」というOur Purpose(存在意義)のもと、「未来環境デザイン企業」を目指し、グループ一丸となって取り組んでまいります。
※1.国連環境計画(UNEP)は、1972年に「人間環境宣言」および「環境国際行動計画」の実行機関として設立された国連の補助機関です。UNEP FIは、UNEPと200以上の世界の金融機関による広範で緊密なパートナーシップであり、1992年の設立以来、金融機関、政策・規制当局と協調し、経済的発展とESG(環境・社会・ガバナンス)への配慮を統合した金融システムへの転換を進めています。
※2.UNEP FIが2017年1月に策定したSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた金融の枠組みです。企業がSDGsの達成への貢献をKPIで開示し、銀行はそのプラスの影響を評価して資金提供を行うことにより、資金提供先企業によるプラスの影響の増大、マイナスの影響の低減の努力を導くものです。融資を実行する銀行は、責任ある金融機関として、指標をモニタリングすることにより、インパクトが継続していることを確認します。
※3.株式会社格付投資情報センター(R&I)のウェブサイトをご参照ください。
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/index.html
借入人・評価対象概要(MIRARTHエナジーソリューションズ)
商号 : MIRARTHエナジーソリューションズ株式会社
代表者 : 代表取締役 谷口 健太郎
所在地 : 〒162-0824 東京都新宿区揚場町1-18飯田橋ビル5F
設立 : 2016年3月
事業内容 : 再生可能エネルギー事業
資本金 : 2,155百万円
URL : https://www.mirarth-es.com/
企業概要(MIRARTHホールディングス)
商号 : MIRARTHホールディングス株式会社
代表者 : 代表取締役 島田 和一
所在地 : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング16F
設立 : 1972年9月
事業内容 : グループ会社の経営管理等
資本金 : 8,332百万円
URL : https://mirarth.co.jp
MIRARTHホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:島田和一)のグループ会社であるMIRARTHエナジーソリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役:谷口健太郎、以下「MES」)は、この度株式会社格付投資情報センター(R&I)によるセカンドオピニオンを取得し、株式会社東和銀行(本店:群馬県前橋市/代表取締役頭取:江原洋)との「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下、PIF)」の融資契約を締結し、6月28日付で資金調達を実施いたしましたので、お知らせします。
資金調達の概要
「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」とは
「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」とは、国連環境計画・金融イニシアティブ(以下、「UNEP FI」)※1により策定されたポジティブ・インパクト金融原則(以下、「PIF原則」)※2および同実施ガイドラインに基づき、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、企業活動の継続的な支援を目的とした融資です。
本件にあたり、当社グループの事業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクトについて、株式会社東和銀行が評価を行いました。また同資金調達は、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、UNEP FIによるPIF原則に適合している旨の第三者評価※3を取得しております。
インパクトの特定と評価について
MESの特定されたインパクト「事業性の評価」「バリューチェーン分析」「インパクトレーダーによるマッピング」に対し、インパクトの種類(ポジティブインパクトの創出可能性、ネガティブインパクトの緩和・管理)、インパクトカテゴリ、関連するSDGs、内容・対応方針及び目標とKPIを設定し、達成を目指すことで社内、地域社会及び地球環境全体へ貢献することを目的としております。
「脱炭素社会への貢献」
太陽光発電所を中心とする再生可能エネルギー事業を通じた温室効果ガス排出量の削減、及び安定的な電力供給の実現を図ることで、社会・経済・環境的側面においてポジティブインパクトを増大させていることが評価されました。MESは、再生可能エネルギーによる発電所の開発及び取得による再生可能エネルギー発電施設の累計出力(KW)において、2024年度より毎年15MW増加させ、2028年度までの累計増加出力75MWの実現に向け引き続き取り組んでまいります。
「カンボジアにおける雇用の創出」
MESの子会社であるMIRARTHグリーンテック株式会社及び同社100%出資子会社であるMIRARTH Agri Tech Co.,Ltd(カンボジア現地法人、以下「MIRARTH Agri Tech」)を通じ、2023年11月よりカンボジア産カシューナッツの同国内での加工事業と殻残渣を利用したバイオマス燃料化事業に取り組んでいます。カンボジアは世界有数のカシュー原産国でありながら、近代的加工工場および生産オペレーション技術がなく、近隣国へそのほぼ全量を農産物として輸出をしてきました。MIRARTH Agri Techでは既存の工場を増設し食品加工機械を導入することで、加工による付加価値の向上と新たな雇用の創出に努めるとともに、バイオマス燃料化事業にも取り組んでまいります。カンボジアの経済成長に資する可能性を有する本事業は、社会的側面においてポジティブインパクトを増大させていると評価されました。雇用創出に取り組むとともに官民一体のフードバリューチェーンの構築と殻残渣を利活用したバイオマス燃料の実現を目指してまいります。
「女性の活躍の場を拡げる取り組み」
「ベビーシッター利用割引制度」や2024年度から導入した「フレックスタイム制」の活用を含め多様な人材が生き生きと働き続けられる環境づくりに取り組んでいることが、カンボジアにおけるカシューナッツ加工事業同様、社会的側面においてポジティブインパクトを増大させていると評価されました。引き続き多様な人材が活躍できる職場環境の構築に努めてまいります。
本件締結にあたっては、MESのサステナビリティ基本方針を中心に設定したKPIから、特にSDGsの目標達成に対してインパクトのある項目が選定され、定性的・定量的に評価を受けました。選定されたインパクトの管理状況および目標達成状況については定期的にモニタリングが実施されます。
MESは「再生可能エネルギーでカーボンニュートラルな世界を創る」をビジョンに掲げ、持続可能な社会の実現に貢献すべく、再エネの普及に努めてまいりました。事業活動を通じサステナビリティ戦略の達成に貢献していくという意思を表明するため、「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」による資金調達の実施に至りました。本資金調達によって得た資金は、サステナビリティ達成に結びつく今後の事業資金として活用いたします。
MIRARTHホールディングスグループは、「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」というOur Purpose(存在意義)のもと、「未来環境デザイン企業」を目指し、グループ一丸となって取り組んでまいります。
※1.国連環境計画(UNEP)は、1972年に「人間環境宣言」および「環境国際行動計画」の実行機関として設立された国連の補助機関です。UNEP FIは、UNEPと200以上の世界の金融機関による広範で緊密なパートナーシップであり、1992年の設立以来、金融機関、政策・規制当局と協調し、経済的発展とESG(環境・社会・ガバナンス)への配慮を統合した金融システムへの転換を進めています。
※2.UNEP FIが2017年1月に策定したSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた金融の枠組みです。企業がSDGsの達成への貢献をKPIで開示し、銀行はそのプラスの影響を評価して資金提供を行うことにより、資金提供先企業によるプラスの影響の増大、マイナスの影響の低減の努力を導くものです。融資を実行する銀行は、責任ある金融機関として、指標をモニタリングすることにより、インパクトが継続していることを確認します。
※3.株式会社格付投資情報センター(R&I)のウェブサイトをご参照ください。
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/index.html
借入人・評価対象概要(MIRARTHエナジーソリューションズ)
商号 : MIRARTHエナジーソリューションズ株式会社
代表者 : 代表取締役 谷口 健太郎
所在地 : 〒162-0824 東京都新宿区揚場町1-18飯田橋ビル5F
設立 : 2016年3月
事業内容 : 再生可能エネルギー事業
資本金 : 2,155百万円
URL : https://www.mirarth-es.com/
企業概要(MIRARTHホールディングス)
商号 : MIRARTHホールディングス株式会社
代表者 : 代表取締役 島田 和一
所在地 : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング16F
設立 : 1972年9月
事業内容 : グループ会社の経営管理等
資本金 : 8,332百万円
URL : https://mirarth.co.jp
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