ＡＭＧＨＤ、上期経常は黒字浮上で着地、今期配当を15円増額修正

　ＡＭＧホールディングス <8891> [東証２] が11月11日大引け後(16:40)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は3億5300万円の黒字(前年同期は1億2800万円の赤字)に浮上したが、通期計画の9億8000万円に対する進捗率は36.0％にとどまり、5年平均の49.6％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比43.3％減の6億2700万円に落ち込む計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の15円→30円(前期は20円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1億1600万円の黒字(前年同期は4100万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.4％→4.2％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、企業価値の増大をはかるとともに、株主の皆様への配当を経営の重要課題の一つであると考えており、業績及び財政状態等を総合的に勘案して決定することを基本方針としております。この基本方針のもと、当期の業績及び今後の事業展開を勘案し、2022年３月31日を基準日とする期末配当金につきましては、2021年５月13日に公表した配当予想から15円増配し、１株当たり30円に修正することといたしました。