アイザワ証券グループの株主還元の強化に関するお知らせ

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について

アイザワ証券グループ株式会社は、本日開催の取締役会において、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について、現状分析と評価を実施し、改善に向けた今後の取組方針を決議しましたので、お知らせいたします。 詳細は別紙をご参照ください。 また、株主還元の強化の一環として、2025年３月期から2028年３月期までの間、総額200億円以上の株主還元を実施し、株主還元のうち約100億円を特別配当として実施する方針を決議しました。 なお、2025年３月期の中間期の普通配当金、特別配当金の正式決定は、本年10月下旬に開催予定の取締役会において行う予定です。


株主還元の実施方針



◆実施方針
株主の皆様に対して、2025年３月期から2028年３月期までの間、配当（普通配当及び特別配当）と自己株式取得による株主還元を総額200億円以上実施する方針としております。
また、株主還元のうち、約100億円（※）を特別配当として、残り約100億円は普通配当及び自己株式取得等により実施する予定です。
特別配当約100億円は現在の株式数を前提にした試算であり、今後株式数の増減により変動する可能性があります。

◆特別配当の予定
2025年３月期中間配当より、普通配当に加え下記の特別配当を実施する予定です。

※　2025年３月期から2028年３月期までの各中間配当及び期末配当の１株あたり普通配当金額は未定です。
※　上記の特別配当の金額は、現時点で入手可能な情報に基づく一定の前提（仮定）及び将来の予測等に基づき見　　
　　込んでいる金額であり、今後、分配可能額規制その他の法令上の規制や経営環境の変化等の事情により変動す
　　る可能性があります。
　
なお、特別配当以外の普通配当及び自己株式の取得を含む株主還元については、当社の株主還元方針を今後も継続していく予定です。

【　当社の株主還元方針　】
自己株式取得を含めた連結ベースの総還元性向50％以上の還元を行うことを基本方針とし、配当は株主資本配当率(DOE)２％程度を上回ることを目標とする。


当社の株主還元実績（参考）

株主還元の強化の理由



当社は、2023年３月期から2025年３月期までを計画期間とする中期経営計画「Define Next 100～もっとお客様のために～」の各種施策に取り組み、経営理念「より多くの人に証券投資を通じ より豊かな生活を提供する」を実現し、企業価値の向上を通じて当社株価及びPBRの向上を目指しております。

現在、中期経営計画で掲げた目標に向けて取り組んでおりますが、ROEの向上については
道半ばであり、結果的に当社株価・PBRは大きな改善傾向にはあるものの、PBRは依然として１倍を下回っており、より一層の企業価値向上への取組み強化や株主還元の強化が必要であると認識しています。

このたび、当社は株主還元の強化の一環として、資本効率の向上を図るため、株主の皆様からお預かりしている内部留保の一部を還元させていただき、2025年３月期から2028年３月期までの間、総額200億円以上の株主還元を実施し、株主還元のうち約100億円を特別配当、残り約100億円を普通配当及び自己株式取得等により実施する方針をとることといたしました。

【ご留意事項】
本資料は、当社が発行する有価証券の投資を勧誘することを目的としたものではありません。本資料に記載された戦略・計画・方針・予想等の将来に関する記述又は当社の意見・見解は、現時点で当社が入手可能な情報に基づく一定の前提（仮定）及び将来の予測等に基づくものであり、その情報の正確性及び完全性を保証し又は約束するものではなく、また、今後、分配可能額規制その他の法令上の規制や経営環境の変化等の事情により、予告なく変更されることがあります。

【別紙】
資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について
https://prtimes.jp/a/?f=d133438-20-b3bffa09be39a299ceb801bccbff6393.pdf