いちよし、前期経常は黒字浮上で着地・1-3月期(4Q)経常は12倍増益、今期業績は非開示、前期配当を2円増額

　いちよし証券 <8624> が4月28日後場(12:45)に決算を発表。21年3月期の連結経常損益は13億円の黒字(前の期は4.6億円の赤字)に浮上した。なお、22年3月期の業績見通しは開示しなかった。

　同時に、前期の年間配当を32円→34円(前の期は32円)に増額し、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比12倍の11.1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.9％→19.2％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、連結ベースでの配当性向（５０％程度）と純資産配当率（DOE ４％程度）を配当基準とし、半期毎に算出された金額について、いずれか高いものを採用して配当額を決定する方針としております。上記方針に基づき、2021年３月期の期末配当につきましては、連結配当性向（５０％程度）を採用することとし、３月２３日に1株につき金１７円の予定と発表しておりましたが、その後、連結配当性向の前提となる業績が上方に修正となる予定のため、金１９円の予定に修正させていただきます。