中道リース、上期経常を一転30％増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　中道リース <8594> [札証] が8月9日後場(14:55)に業績修正を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)を従来予想の4.3億円→6.2億円(前年同期は4.8億円)に45.8％上方修正し、一転して30.4％増益を見込み、一気に2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の8億円(前期は9億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　不良債権処理費用が当初想定していた見込額を大幅に下回り、また新型コロナウイルス感染症の影響による支払猶予先に対し計上していた貸倒引当金の戻し入れが発生したこと等により、経常利益が197百万円ほど、四半期純利益が140百万円ほど発表予想数値を上回る見込みであります。　尚、通期の業績予想につきましては、長期化するウクライナ情勢に起因するエネルギー・原材料価格の高騰など、第３四半期以降の当社を取り巻く事業環境が未だ不透明なことから、2023年2月14日に公表した業績予想を変更しておりません。（注）上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。