中道リース、前期経常を一転11％増益に上方修正・22期ぶり最高益、配当も3円増額

　中道リース <8594> [札証] が1月31日午前(11:10)に業績・配当修正を発表。19年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の6億円→9.5億円(前の期は8.5億円)に58.5％上方修正し、一転して11.0％増益を見込み、一気に22期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の1.3億円→4.8億円(前年同期は4.3億円)に3.7倍増額し、一転して10.3％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の5.5円→8.5円(前の期は7円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　契約額の増加および不良債権処理に関わる費用が当初想定していた見込額を大幅に下回ったこと等により営業利益は327百万円ほど、経常利益は351百万円ほど、当期純利益は239百万円ほどの増加となる見込みであります。　（注）上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後の様々な要因に　　　　よって異なる結果となる可能性があります。

　　当社は、株主の皆様に対する安定的な配当の維持と適正な利益還元を行うとともに、財務体質と経営基盤の強化を図ることを利益配分の基本方針としております。　この方針に基づき当期の期末配当予想について、当期純利益が計画値を上回ったことを勘案し、１株につき8円50銭に修正させていただきます。