アコム、上期経常は一転4％増益で上振れ着地も対通期進捗は過去平均を下回る

　アコム <8572> が11月5日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比4.0％増の501億円に伸び、従来の6.9％減益予想から一転して増益で着地。
　ただ通期計画の879億円に対する進捗率は57.0％に達したものの、5年平均の141.7％を下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の377億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.7％増の259億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の35.9％→37.2％に上昇した。

株探ニュース