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中京銀行のニュース

中京銀行のニュース一覧

前週末3日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2021/12/06 05:20

AI inside <4488>  6,700円 (+1,000円、+17.5%) ストップ高

 AI inside <4488> [東証M]がストップ高。SBI証券が2日、投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を1万8000円から2万円へ引き上げており、材料視された。22年3月期上期(4-9月)決算を踏まえて、SBIでは22年3月期から24年3月期までの営業利益予想を上方修正。同社の製品やサービスの中で、今後はEdgeの契約数、及び注力事業であるLearning Centerの動向に注目したいとしており、特に後者についてはSaaS 機能強化を目的とした利用が増加していくと、安定成長しやすいSaaSベンダーの成長がLearning Centerを通じて同社の成長にもつながるとの見方を示した。目標株価は収益構造、技術的優位性、潜在成長性などを評価する意図で再来期(24年3月期)SBI予想EPSにPER60倍を乗じて算出したとしている。

大黒屋 <6993>  62円 (+7円、+12.7%)

 大黒屋ホールディングス <6993> [東証2]が急反騰。2日の取引終了後、中国100%子会社がアリババ・グループ の生鮮スーパー「盒馬鮮生」内に買い取り店を出店すると発表しており、これが好感された。今回出店する「大黒屋高青路店」は、上海市の盒馬X会員高青路店に出店。出店により、対盒馬会員ユーザーのオムニチャネルにおける中古ブランド品の買い取り・販売が可能となるとしている。なお、同件による22年3月期業績へ影響は軽微としている。

中京銀行 <8530>  1,328円 (+120円、+9.9%)

 東証1部の上昇率6位。中京銀行 <8530> が急反発。2日、中京銀と愛知銀行 <8527> が経営統合する方向で検討に入ったことが複数のメディアで報じられた。2022年にも持ち株会社を設立し、数年後の合併も視野に入れているとされており、これを材料視した買いが集まったようだ。愛知銀の株価も上昇している。この報道を受け、3日朝方に両社はそれぞれコメントを発表。両社とも「経営統合に関して現在検討していることは事実だが、決定された事項はない」とし、「準備が整い次第開催する取締役会にて決定され次第、速やかに公表する」としている。

ギフティ <4449>  2,555円 (+226円、+9.7%)

 東証1部の上昇率8位。ギフティ <4449> が12日ぶりの急反発。同社は2日取引終了後、プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」所属の川崎ブレイブサンダースを運営するDeNA川崎ブレイブサンダース(川崎市幸区)に、eギフト販売システム「eGift System」が採用されたと発表した。川崎ブレイブサンダースのゲーム観戦で利用可能なeギフト「川崎ブレイブサンダース クラブ応援グッズ付きペア観戦チケット」を、ギフティが運営するWEBサービス及びスマートフォン向けアプリ「giftee」で取り扱う。なお、これはギフティと川崎ブレイブサンダースの両社で取り組む実証実験の一環であるとし、スポーツ観戦のeギフト化の実証を目的とした取り組みとしている。

KNTCT <9726>  1,409円 (+123円、+9.6%)

 東証1部の上昇率9位。KNT-CTホールディングス <9726> が急反発。また、下値模索が続いていたエイチ・アイ・エス <9603> も6日ぶり急反発。また、日本航空 <9201>ANAホールディングス <9202> など空運株も買い優勢の展開となった。2日の米国株市場ではこれまで新型コロナウイルス の変異株であるオミクロン株の感染拡大を懸念した売りで、リオープン(経済再開)関連株が売られる流れにあったが、同日はボーイング が約8%高に買われるなど大幅高でNYダウの上昇を牽引したほか、旅行やレジャー関連が軒並み買い戻される動きとなった。東京市場でも、オミクロン株を嫌気して過剰に売り込まれた銘柄を買い戻す動きが顕在化している。

アルチザ <6778>  1,199円 (+102円、+9.3%)

 アルチザネットワークス <6778> [東証2]が3日ぶり急反発。同社は2日取引終了後、22年7月期第1四半期(8-10月)連結営業利益は1億6800万円だったと発表した。通期計画9億円に対する進捗率は18.7%にとどまったが、業績は予定通りに推移しているとして、通期見通しは据え置かれたため、これが買い安心感につながったようだ。なお、会計基準変更のため、前年との比較は記載されていない。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、国内における顧客の設備投資計画の変更、海外における事業活動の制限、及び半導体製品などの不足による調達リスクの顕在化の影響を一部で受けたとしたが、業績に与える影響は軽微だったとしている。

パークシャ <3993>  2,471円 (+205円、+9.1%)

 PKSHA Technology <3993> [東証M]が4日ぶりに急反発。2日の取引終了後、子会社BEDOREが提供するカスタマーサポートチャネル最適化ソリューション「BEDORE(べドア) Omni-Response」をアイテック(東京都文京区)が導入し、応答率改善の実証実験を開始したと発表しており、これが好材料視された。アイテックは駐車場事業者向けに、ロックレス駐車場製品を主とする駐車場運営ソリューションを提供しており、駐車場利用者から入出庫時のトラブルや領収書発行依頼といったさまざまな問い合わせを受けるコールセンターを運営している。今回の実証実験では、問い合わせの用件に応じて、オペレーターによる電話対応、有人チャット、チャットボット、ボイスボットの4つの顧客対応チャネルを使い分け、顧客体験を下げずに運営効率を向上させることを目指しており、ユーザーの課題解決に最も適したチャネルに誘導することで、ユーザー体験の向上とコールセンター運営の効率化を両立するとしている。

トレイダーズ <8704>  310円 (+24円、+8.4%)

 トレイダーズホールディングス <8704> [JQ]が急反発。外国為替証拠金取引を主力とし、暗号資産分野でも展開を図っている。2日取引終了後、子会社トレイダーズ証券の第一種金融商品取引業の変更登録が完了したことを発表、暗号資産CFDサービスの開始に向けて今後早急に準備を進めていく方針を開示した。業容拡大期待を背景に投資資金を引き寄せる形となった。株価は11月29日に300円台前半のもみ合いを下放れ今月1日には283円の年初来安値をつけたが、これは19年8月29日以来2年3ヵ月ぶりの安値圏で値ごろ感からの買いも入りやすかった。

ラクス <3923>  3,170円 (+191円、+6.4%)

 ラクス <3923> が4日ぶりに急反発。2日の取引終了後、22年1月からの改正電子帳簿保存法の施行を見据えて、新サービスである電子帳簿保存システム「楽楽電子保存」の提供を開始すると発表したことが好感された。電子帳簿保存システム「楽楽電子保存」は、電子請求書発行システム「楽楽明細」で受け取った電子請求書などの帳票を電子保存・一元管理ができる無料サービス。同社では提供開始に伴い、21年12月2日から事前登録受付を開始する。

ニフコ <7988>  3,200円 (+145円、+4.8%)

 ニフコ <7988> が9日ぶりに大幅反発。2日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視された。上限を32万株(発行済み株数の0.31%)、または10億円としており、取得期間は21年12月3日から22年1月5日まで。資本効率の向上を図るとともに、経営環境に応じた機動的な財務政策を可能にするために取得するという。

大幸薬品 <4574>  781円 (+35円、+4.7%)

 大幸薬品 <4574> が3日ぶりに大幅反発。同社は2日取引終了後、「室内空気中のウイルス消毒」に関する総説論文が、英文薬学雑誌「World Journal of Pharmaceutical Research」に受理されたと発表した。この論文は近日発刊の同雑誌に掲載される予定。総説は室内空気中のウイルス消毒に関して実用的で有用な方法を検証するため、学術検索エンジンPubMed及びGoogle Scholarを用いて、1957年から2021年の間に発表された先行研究の文献を精査し、体系分析したもの。現在のところ、室内の空気を消毒する代表的な方法として、ガス(気体)やエアゾールスプレー、紫外線(UV)や光化学反応を用いたものがあるが、その中でもオゾン(O3)ガスと二酸化塩素(ClO2)ガスを使用した消毒が、室内空気中のウイルス含有エアロゾルを消毒する唯一の実用的な方法であることが示された。さらに、二酸化塩素ガスは有人環境下で非常に低い濃度で使用することができると結論づけられたとしている。

飯田GHD <3291>  2,458円 (+106円、+4.5%)

 飯田グループホールディングス <3291> が大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が2日付で、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエイト」とし、目標株価を2900円から2950円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、22年3月期上期決算発表後の株価下落により、株価バリュエーションの割安感が一段強まったと指摘。株価下落は上期業績の好進捗に対し通期計画の上方修正がなかったことや市場が予想していた新中計の公表がなかったことなどで、好業績のピークアウト感や将来の業績見通しへの不安感が増したことが背景にあるとみている。ただ、同証券では、22年3月期下期以降も値頃感のある戸建分譲住宅への引き合いが継続し、通期計画の上方修正あるいは第3四半期公表時点で計画大幅超過のビジビリティーが高まることや、来年5月に景気動向などを精査した上での新中計公表し、新中計で全体で緩やかな増益トレンド継続が確認できると予想している。

アダストリア <2685>  1,861円 (+74円、+4.1%)

 アダストリア <2685> が大幅反発。2日の取引終了後に発表した11月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比5.3%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。人流の回復や外出需要の増加、気温低下に伴う秋冬物の好調に加えて、自社ECサイト(ドットエスティ)のプロモーション効果があった。アイテム別では前年から人気の続く軽くて暖かい素材のコートやニット、パンツなどが売り上げの中心となり、雑貨ではロングブーツやクリスマスツリーなどが人気としている。なお、全店売上高は同8.0%増だった。

※3日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

配信元: 株探
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