11,873円
芙蓉総合リースのニュース
■AGC <5201> 5,200円 (+150円、+3.0%)
AGC <5201> が大幅反発。22日付の日本経済新聞朝刊で、「2021年12月期の連結営業利益(国際会計基準、IFRS)が前の期比2.7倍の2050億円程度になったことがわかった」と報じられており、会社側の従来予想を50億円程度上回るとの観測が好材料視されたようだ。記事によると、建材に使う塩化ビニール樹脂など化学品の販売が好調なほか、建築用ガラスの需要も復調しているという。また、売価の上昇も寄与するとしている。
■ミニストップ <9946> 1,463円 (+39円、+2.7%)
ミニストップ <9946> が3日続伸。イオン系の中堅コンビニエンスストアで店内ファストフード販売を強みとしている。前週末21日取引終了後、子会社の韓国ミニストップの全株式を韓国ロッテに譲渡することを発表した。譲渡価額は約304億円。同社は1990年に韓国に進出したが、現地での競争激化などを背景に、今後は国内事業に経営資源を集中させる方針に舵を切った。同社の22年2月期の最終損益は29億6300万円の赤字を計画していたが、一段と下振れる観測も出ていただけに、今回の子会社売却を好材料視する動きが優勢となった。
■ミルボン <4919> 5,610円 (+120円、+2.2%)
ミルボン <4919> が続伸。24日午前11時ごろ、花王 <4452> と美容室での新たなビューティーヘルスケアサービスの確立に向けて共同プロジェクトを開始すると発表しており、これが好感された。美容室専業メーカーとして培ってきたヘアケア技術と美容室ネットワークを持つミルボンと高度なヘルスケア技術を持つ花王が両社の強みを重ね合わせることで、新たなビューティーヘルスケアサービスを確立するという。22年から皮脂RNAモニタリングを用いた美容室でのヘルスケア情報提供に関する検討を開始し、あわせて美容室専売のビューティーヘルスケア商品の共同開発も開始するとしている。
■キヤノン <7751> 2,804円 (+55.5円、+2.0%)
キヤノン <7751> が反発。24日付の日本経済新聞朝刊で「2022年12月期の連結純利益が前期(会社予想ベース)に比べ、約2割増の2400億円前後になる見通しであることが分かった」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、在宅勤務が定着し家庭向けインクジェットプリンターが伸びるという。原材料価格は高騰するものの、工場の自動化や部品の内製化でコストを減らし、製品値上げで対応する。なお、21年12月期の純利益は前の期比2.5倍の2100億円程度になったようだとしている。
■芙蓉リース <8424> 7,670円 (+140円、+1.9%)
芙蓉総合リース <8424> が反発。21日の取引終了後、タイの物流ソリューション会社PLIC社の株式の49%を取得し、持ち分法適用関連会社としたと発表しており、これが好材料視された。今回の株式取得は、物流関連企業が集約するタイマーケットにおけるモビリティービジネスの強化を進めるのが狙い。また日本、米国、タイを軸とする、物流機器の導入から廃棄までをワンストップでサポートする、グローバルなライフサイクルマネジメント型のモビリティービジネスも強化するとしている。なお、22年3月期業績への影響は軽微としている。
■ハウス食G <2810> 2,956円 (+53円、+1.8%)
ハウス食品グループ本社 <2810> が3日続伸。24日付の日本経済新聞朝刊で「中国でカレールーを増産する」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり消費の拡大で、中国でカレールーの販売が伸びていることに対応するという。浙江省の工場に新ラインを増設して、生産能力を約35%引き上げ、23年の稼働を目指すとしている。
■西松屋チェ <7545> 1,408円 (+25円、+1.8%)
西松屋チェーン <7545> が3日続伸。前週末21日の取引終了後に発表した1月度(21年12月21日~22年1月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比7.7%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。行動制限の緩和などを受けて来店客数が伸び、気温が低下したことで冬物衣料の売り上げが大きく伸長した。また、春物衣料や育児・服飾雑貨の販売も好調だった。なお、全店売上高は同11.3%増だった。
■東レ <3402> 745円 (+12.4円、+1.7%)
東レ <3402> が反発。24日、 ブロックチェーン技術を有するソラミツ(東京都渋谷区)と協働し、ブロックチェーンを活用したトレーサビリティーシステム構築のための実証実験を22年度中に開始すると発表しており、これが好材料視された。東レのリサイクルやバイオマスなどの循環型社会に資する技術や製品のサプライチェーンに、ソラミツのブロックチェーン技術を融合することで、製品の回収・再利用などによる素材の循環を可視化・透明化するという。東レは19年に回収ペットボトルを原料として再利用するリサイクルポリエステル繊維事業のブランド「&+」(アンドプラス)を立ち上げ、リサイクル資源のトレーサビリティーに取り組んでいるが、同実証実験では「&+」を題材とし、サプライチェーン上の企業と連携しながら基本システム構築に向けた課題整理を進めるとしている。
■東エレク <8035> 58,440円 (+930円、+1.6%)
東京エレクトロン <8035> が反発。前週末21日の米国株市場ではハイテク株への売りが目立ち、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4日続落で下げ足を強めた。これを受けて東京市場も半導体セクターには逆風が強かったが、ここまで先駆して大きく売り込まれた主力銘柄にはリバウンド狙いの押し目買いも観測された。21日までの急落過程では空売りも高水準で、目先その買い戻しも想定された。また、前週末は米インテル
■三洋化 <4471> 5,280円 (+80円、+1.5%)
三洋化成工業 <4471> が3日続伸。同社は24日午前10時30分に、徳島大学大学院医歯薬学研究部保健学域生体機能解析学分野の冨永辰也准教授、及び同大学院社会産業理工学研究部理工学域の右手浩一教授らの研究グループと、高吸水性樹脂(SAP)を用いてエクソソームを高精度・高収率に回収する精製法を開発したと発表した。この精製法は従来のものと比べて迅速、簡便で、高純度なエクソソームを比較的短時間に多量に回収・精製することができるという特長を有している。高純度なエクソソームを手軽に利用できるようになり、疾患の早期診断や治療方針の決定につながることが期待される。三洋化では今回確立した精製法の実用化をパートナー企業との連携によって加速させ、疾病予防や健康寿命の延伸に貢献していくとした。
■オカムラ <7994> 1,191円 (+17円、+1.5%)
オカムラ <7994> が反発。同社は24日午前10時30分に、物流施設において、AIを搭載したロボットと遠隔操作技術を組み合わせて、ピッキング作業の自動化と遠隔操作による場所と時間にとらわれない新しい働き方を創造する「PROGRESS ONE(プログレスワン)」の事業化に向けた取り組みを進めると発表した。「PROGRESS ONE」はAIを搭載したロボットによる自律ピッキングと、ロボット単独では難しい作業を遠隔操作技術の活用により、人が倉庫から離れた場所でロボット操作を行い、遠隔でピッキング作業を行うハイブリッド型の物流自動化ソリューション。協業パートナーとの連携を視野に入れた展開を検討しているとし、22年度から物流現場での実証実験を行い、23年度以降のサービス提供開始を目指すとした。
■ISID <4812> 3,530円 (+45円、+1.3%)
ISID <4812> が3日続伸。前週末21日の取引終了後、集計中の21年12月期の連結業績について、売上高が1100億円から1120億8500万円(前の期比3.1%増)へ、営業利益が125億円から137億3600万円(同12.7%増)へ、純利益が83億円から89億4400万円(同21.5%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。製造ソリューションセグメントを中心に売上高が計画を上回ったことが要因としている。同時に、26円を予定していた期末配当を30円にすると発表した。年間配当は56円(前の期92円、ただし21年1月1日付で1株を2株へ株式分割)となる。
※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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