佐賀銀、前期経常を4％下方修正

　佐賀銀行 <8395> [東証Ｐ] が4月23日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の78億円→75億円(前の期は72.6億円)に3.8％下方修正し、増益率が7.4％増→3.2％増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の52億円→62億円(前の期は54.9億円)に19.2％上方修正し、一転して12.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の29.7億円→26.7億円(前年同期は11億円)に10.1％減額し、増益率が2.7倍→2.4倍に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　　経常収益は、貸出金利息や役務取引等収益の増加等により当初予想を上回る見込みです。一方、経常利益については、有価証券ポートフォリオ再構築に取り組んだことによる国債等債券売却損の増加等により、当初予想を若干下回る見込みですが、税金費用の減少等により当期純利益においては当初予想を上回る見込みです。　　また、連結業績予想の修正は、主に単体業績予想の修正によるものです。※本資料に記載されている業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。