決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … パナソニック、田辺三菱、帝人 (2月4日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の2月1日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＢＥＥＮＯＳ <3328>
　19年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常損益は2.8億円の赤字(前年同期は1.3億円の黒字)に転落した。

▲No.2　イビデン <4062>
　19年3月期の連結最終利益を従来予想の120億円→10億円(前期は115億円)に91.7％下方修正し、一転して91.4％減益見通しとなった。

▲No.3　ケーズＨＤ <8282>
　19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.9％減の276億円に減ったが、通期計画の354億円に対する進捗率は78.2％に達し、5年平均の70.8％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3328> ＢＥＥＮＯＳ 　東１ 　 -15.30 　　2/ 4　　　1Q　　　　赤転
<4062> イビデン 　　　東１ 　 -12.33 　　2/ 4　　　3Q　　　-25.84
<8282> ケーズＨＤ 　　東１ 　 -10.86 　　2/ 4　　　3Q　　　 -4.88
<2440> ぐるなび 　　　東１　　 -8.19 　　2/ 4　　　3Q　　　-71.31
<3632> グリー 　　　　東１　　 -6.72 　　2/ 4　　上期　　　-48.21

<2296> 伊藤米久ＨＤ 　東１　　 -5.52 　　2/ 4　　　3Q　　　-22.90
<2801> キッコマン 　　東１　　 -5.41 　　2/ 4　　　3Q　　　　5.53
<8101> クレオス 　　　東１　　 -5.10 　　2/ 4　　　3Q　　　 -2.28
<6997> 日ケミコン 　　東１　　 -4.77 　　2/ 4　　　3Q　　　 23.36
<4320> ＣＥＨＤ 　　　東１　　 -4.56 　　2/ 4　　　1Q　　　　赤縮

<3738> ティーガイア 　東１　　 -3.44 　　2/ 4　　　3Q　　　 49.99
<3401> 帝人 　　　　　東１　　 -2.88 　　2/ 4　　　3Q　　　 -9.69
<9142> ＪＲ九州 　　　東１　　 -2.32 　　2/ 4　　　3Q　　　 -3.04
<6240> ヤマシン―Ｆ 　東１　　 -1.71 　　2/ 4　　　3Q　　　　5.56
<6752> パナソニック 　東１　　 -1.62 　　2/ 4　　　3Q　　　 -6.12

<5367> ニッカトー 　　東１　　 -1.52 　　2/ 4　　　3Q　　　 20.15
<4508> 田辺三菱 　　　東１　　 -0.94 　　2/ 4　　　3Q　　　-19.46
<8377> ほくほくＦＧ 　東１　　 -0.25 　　2/ 4　　　3Q　　　-18.42
<6005> 三浦工 　　　　東１　　 -0.04 　　2/ 4　　　3Q　　　 14.32

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース