京都銀、今期経常を4％上方修正、配当も20円増額

　京都銀行 <8369> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比8.8％増の360億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の342億円→354億円(前期は291億円)に3.5％上方修正し、増益率が17.2％増→21.3％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の119億円→131億円(前年同期は98.9億円)に10.0％増額し、増益率が21.1％増→33.3％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の120円→140円(前期は100円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比0.2％減の137億円となった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　貸出金利息および有価証券利息配当金を中心とした資金運用収益や、役務取引等収益等が、前回発表予想を上回る見込みであることから、連結および個別の業績予想を上記のとおり上方修正するものです。