みちのく銀、前期経常を29％下方修正

　みちのく銀行 <8350> が4月24日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の21億円→15億円(前の期は40.6億円)に28.6％下方修正し、減益率が48.3％減→63.1％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の0.4億円の黒字→5.5億円の赤字(前年同期は16.4億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　個別（単体）業績予想の修正につきましては、国債現物と先物等ヘッジ取引との合成運用において発生した金融派生商品費用増加による有価証券関係損益の悪化（2019年３月期通期の有価証券関係損益は1,250百万円の損失見込み）、ならびに与信費用が前回予想を上回る見込みであることなどから、経常利益、当期純利益が前回公表予想を下回る見込みとなりました。　また、連結業績予想の修正は、主に個別（単体）業績予想の修正によるものであります。