三谷産が１５年３月期営業利益予想を下方修正、住宅設備機器関連事業で納入期ずれなど発生

　三谷産業<8285.T>がこの日の取引終了後、集計中の１５年３月期連結業績について、売上高を従来予想の７１８億円から６７４億１２００万円（前の期比０．９％減）へ、営業利益を同１５億７０００万円から１３億７８００万円（同６．７％減）へ下方修正した。住宅設備機器関連事業で人手不足などを理由に工期全体が遅れ、複数の納入物件で完工・引き渡しが翌期に延伸したことに加えて、工事案件の受注が減少したこと、またエネルギー関連事業で原油価格急落の影響から販売単価が下落したことなどが要因。ただし、純利益は、持ち分法投資損益の改善や為替差益の増加、投資有価証券売却益や固定資産売却益などの増加で、同１０億７０００万円から１６億３５００万円（同５８．７％増）へ上方修正した。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）