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*13:35JST フォーバル Research Memo(5):2024年3月期は売上高62,000百万円、営業利益3,000百万円予想
■今後の見通し
フォーバル<8275>の2024年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比4.1%増の62,000百万円、営業利益が同22.8%増の3,000百万円、経常利益が同10.4%増の3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.1%増の1,900百万円と、売上高・各利益ともに堅調に推移する増収増益予想である(期初予想通り)。
フォーバルビジネスグループでは、F-Japan戦略を梃子に地方を含めた全国の中小企業のGDX化を支援する方針である。顧客である中小・小規模企業は、在宅ワークやペーパーレス化、セキュリティ強化などさらなるデジタル化が求められている。同社としては、ストック型ビジネスであるアイコンサービス(及びその派生メニュー)を主力に顧客数増加及び平均単価向上に注力したい考えだ。また、中小・小規模企業のDX・GXを推進するアドバイザーの育成にも積極投資をする。フォーバルテレコムビジネスグループでは、前期上期に新電力サービスの仕入価格の上昇から利益水準の低下を余儀なくされたが、その後料金体系の見直しを行い影響を回避できる体制となった。実質値上げに伴う解約も懸念されたが足元では抑制できており、2024年3月期は利益の回復を見込む。2024年3月期のフォーバルテレコムの営業利益予想は850百万円(前期比48.2%増)である。総合環境コンサルティングビジネスグループにおいては、住宅用・自家用の太陽光発電システムの需要復調やLED工場の生産性向上・仕入れ工夫などの取り組みの成果により、増収及び黒字化の予想である。その他事業グループでは、アイテックなど勢いのある子会社が属しており、2024年3月期も成長と収益への貢献が期待できる。外部環境においては、中小企業のDX投資が堅調なのに加え、IT人材不足などは継続しており同社には追い風である。エネルギー価格の高騰・高止まりに関しては、マイナスの影響を受けない体制が確立し、むしろ環境ビジネスにおいてプラスに働く。第1四半期を終えた進捗率では、売上高で23.1%(前年同期は21.9%)、営業利益で14.9%(同7.3%)と順調である。以上により弊社では、4事業セグメントすべてにおいて事業環境及び社内体制が良好であり、進捗も順調であることから、2024年3月期の全社業績目標は十分達成可能であると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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フォーバル<8275>の2024年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比4.1%増の62,000百万円、営業利益が同22.8%増の3,000百万円、経常利益が同10.4%増の3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.1%増の1,900百万円と、売上高・各利益ともに堅調に推移する増収増益予想である(期初予想通り)。
フォーバルビジネスグループでは、F-Japan戦略を梃子に地方を含めた全国の中小企業のGDX化を支援する方針である。顧客である中小・小規模企業は、在宅ワークやペーパーレス化、セキュリティ強化などさらなるデジタル化が求められている。同社としては、ストック型ビジネスであるアイコンサービス(及びその派生メニュー)を主力に顧客数増加及び平均単価向上に注力したい考えだ。また、中小・小規模企業のDX・GXを推進するアドバイザーの育成にも積極投資をする。フォーバルテレコムビジネスグループでは、前期上期に新電力サービスの仕入価格の上昇から利益水準の低下を余儀なくされたが、その後料金体系の見直しを行い影響を回避できる体制となった。実質値上げに伴う解約も懸念されたが足元では抑制できており、2024年3月期は利益の回復を見込む。2024年3月期のフォーバルテレコムの営業利益予想は850百万円(前期比48.2%増)である。総合環境コンサルティングビジネスグループにおいては、住宅用・自家用の太陽光発電システムの需要復調やLED工場の生産性向上・仕入れ工夫などの取り組みの成果により、増収及び黒字化の予想である。その他事業グループでは、アイテックなど勢いのある子会社が属しており、2024年3月期も成長と収益への貢献が期待できる。外部環境においては、中小企業のDX投資が堅調なのに加え、IT人材不足などは継続しており同社には追い風である。エネルギー価格の高騰・高止まりに関しては、マイナスの影響を受けない体制が確立し、むしろ環境ビジネスにおいてプラスに働く。第1四半期を終えた進捗率では、売上高で23.1%(前年同期は21.9%)、営業利益で14.9%(同7.3%)と順調である。以上により弊社では、4事業セグメントすべてにおいて事業環境及び社内体制が良好であり、進捗も順調であることから、2024年3月期の全社業績目標は十分達成可能であると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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