決算マイナス・インパクト銘柄・寄付 … ネクステージ、しまむら、あさひ (4月3日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月31日から3日の決算発表を経て4日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ネクステージ <3186>
　23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比59.7％減の17.4億円に大きく落ち込み、12-5月期(上期)計画の110億円に対する進捗率は15.8％にとどまり、5年平均の44.8％も下回った。

▲No.4　フイルコン <5942>
　23年11月期の連結経常利益を従来予想の12.5億円→11億円(前期は16.8億円)に12.0％下方修正し、減益率が25.8％減→34.7％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の8億円→12億円(前期は10.7億円)に50.0％上方修正し、一転して11.4％増益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3186> ネクステージ 　東Ｐ　　 -9.71 　　4/ 3　　　1Q　　　-59.75
<8227> しまむら 　　　東Ｐ　　 -5.48 　　4/ 3　本決算　　　　2.09
<3333> あさひ 　　　　東Ｐ　　 -2.07 　　4/ 3　本決算　　　　1.58
<5942> フイルコン 　　東Ｓ　　 -0.21 　　4/ 3　　　1Q　　　 91.13

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース