タカチホ、今期経常を20％上方修正・32期ぶり最高益、配当も40円で4期ぶり復配へ

　タカチホ <8225> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比29.9％増の4億5600万円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3億3000万円→3億9500万円(前期は3億2700万円)に19.7％上方修正し、増益率が0.9％増→20.8％増に拡大し、32期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1800万円の赤字→4700万円の黒字(前年同期は9800万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、従来無配としていた期末一括配当を40円実施し、4期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比11.5％減の1億0800万円に減り、売上営業利益率は前年同期の6.2％→5.2％に悪化した。

株探ニュース