コメリ、今期経常を9％下方修正

　コメリ <8218> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.8％減の168億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の200億円→182億円(前期は182億円)に8.8％下方修正し、増益率が9.7％増→0.1％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の70.8億円→53.3億円(前年同期は58.8億円)に24.7％減額し、一転して9.3％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比23.7％減の39.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の5.6％→4.6％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（1）連結当第３四半期連結累計期間の業績につきましては、春先からの気温低下や暖冬少雪の影響などで季節商品が計画に対し低調に推移したことにより、売上高及び荒利益高が予想を下回りました。このような状況及び退職給付制度移行益を計上したことを勘案いたしまして、2019年４月24日に公表いたしました2020年３月期の通期業績予想を修正するものであります。（2）個別連結と同様の理由により、2019年４月24日に公表いたしました2020年３月期の通期業績予想を修正するものであります。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において、入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。