決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … イオン、イオンディラ、サーラ (7月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月6日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　イオン <8267>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は403億円の黒字(前年同期は160億円の赤字)に浮上したが、通期計画の2000億円に対する進捗率は20.2％となり、5年平均の16.6％とほぼ同水準だった。

★No.2　サーラ <2734>
　21年11月期の連結経常利益を従来予想の65億円→70億円(前期は73.5億円)に7.7％上方修正し、減益率が11.6％減→4.9％減に縮小する見通しとなった。

★No.3　イオンディラ <9787>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比8.4％増の37.5億円に伸びたが、通期計画の165億円に対する進捗率は22.7％となり、5年平均の25.2％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8267> イオン 　　　　東１　　 +1.61 　　7/ 7　　　1Q　　　　黒転
<2734> サーラ 　　　　東１　　 +1.18 　　7/ 7　　上期　　　 -0.12
<9787> イオンディラ 　東１　　 +0.95 　　7/ 7　　　1Q　　　　8.44
<2686> ジーフット 　　東１　　 +0.48 　　7/ 7　　　1Q　　　　赤縮
<8198> ＭＶ東海 　　　東２　　 +0.40 　　7/ 7　　　1Q　　　-33.33

<8287> ＭＶ西日本 　　東２　　 +0.11 　　7/ 7　　　1Q　　　-24.81

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース