ケーヨー、前期経常を22％上方修正

　ケーヨー <8168> が3月16日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の46億円→56億円(前の期は12.1億円)に21.7％上方修正し、増益率が3.8倍→4.6倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常利益も従来予想の0.2億円→10.2億円(前年同期は5.6億円)に43倍増額し、一転して80.0％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）修正の理由　売上高につきましては、コロナ禍で伸長しました感染症対策用品やＤＩＹ・園芸用品、トレーニング用品、オフィス家具等の販売が継続的に好調に推移したことにより、計画以上に推移いたしました。　利益面につきましては、来期以降に計画していたＤＣＭホールディングス株式会社との商品統合に伴う商品入替費用の追加使用や商品処分の前倒し等を計画外で実施した他、「２.特別損失の計上について」に記載のとおり、特別損失を59百万円計上する見込みですが、荒利益率の比較的高いＤＩＹ・園芸用品の売上高増加や商品入替および商品構成の変更により想定以上に荒利益率が改善した結果、営業利益・経常利益・当期純利益ともに予想を上回る見通しとなりました。（注）上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により、これらの予想数値とは異なる可能性がございます。２. 特別損失の計上について　2021 年2 月13 日に発生した福島県沖地震に伴う、商品及び一部店舗建物への被害の損失額として、59 百万円を特別損失に計上する見込みです。