菱洋エレクは３日ぶり反落、７月中間期経常益２．６倍も直近３カ月間は減益で着地◇

　菱洋エレクトロ<8068.T>は３日ぶりに反落した。８月３１日の取引終了後に発表した２４年１月期第２四半期累計（２～７月）の連結決算は、売上高が前年同期比７．０％増の６５０億６０００万円、経常利益が同２．６倍の６４億９４００万円だった。大幅な経常増益となったものの、直近３カ月間では増収減益となっており、業績のモメンタム鈍化を懸念した売りが出たようだ。第２四半期累計では、リョーサン<8140.T>の持ち分法適用関連会社化による投資利益が発生し、営業外収益を計上した。前年同期には円安進行による売上総利益の押し上げ効果があった。

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出所：MINKABU PRESS