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阪和興業のニュース
10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:米CPI待ちでこう着の中、アフターコロナ物色に
■くら寿司、2Q営業利益 黒字転換3.04億円
■前場の注目材料:三菱電、基幹系を刷新、システム統一に1000億円
■米CPI待ちでこう着の中、アフターコロナ物色に
10日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続こう。9日の米国市場ではNYダウが152ドル安だった。5月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見姿勢が強い一日となった。ダウは高値警戒感から売り圧力が強く、景気敏感株を中心に売られた。プラスに転じる場面もあったが、引けにかけて下げ幅を拡大した。また、長期金利が1.5%を下回って推移したことは、ハイテク株にとってはサポート材料とはなったものの、ナスダックは下げに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の28825円。円相場は1ドル109円60銭台で推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い優勢となりそうだが、その後は狭いレンジ内でのこう着といったところであろう。米国市場ではCPI待ちの状況であり、予想を上回る伸びとなったとしても、金融政策に変更はないと見られているとはいえ、警戒感から利益確定の動きに繋がっているようである。そのため、米国同様、CPI待ちの相場展開に向かいやすく、短期筋の仕掛け的な売買も手控えられそうだ。また、週末のメジャーSQを控えていることから、先物市場では大半の売買がロール中心であり、トレンドを取りに行く動きは限られる。慎重姿勢から日経平均の25日線辺りまで仕掛けてくる局面においては、押し目を狙いたいところであろう。
また、足元では指数インパクトの大きい値がさ株への利益確定の動きが目立っており、NT倍率は低下傾向にある。CPIを控えて直近のポジションに対するリバランスの動きが見られるかが注目される。その他、指数に振らされにくい中小型株などでの個人主体による売買に向かいやすく、個別に材料の出ている銘柄のほか、テーマ性のある銘柄への物色に。その他、ワクチン接種が加速していることから、経済活動の正常化への期待は強く、アフターコロナを想定した物色に広がりが見られてくるかも注目しておきたいところであろう。
■くら寿司、2Q営業利益 黒字転換3.04億円
くら寿司<2695>は第2四半期業績を発表。売上高は前年同期比14.1%増の745.84億円、営業利益は3.04億円(前年同期は4.91億円の損失)と黒字転換。日本は既存店売上高が新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年3月度売上高を上回るなど回復。北米は3月以降については、経営状況は急速に改善している。アジアでは台湾子会社において新型コロナウイルス感染症の影響は見られず。
■前場の注目材料
・1ドル109円50-60銭
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・三菱電<6503>基幹系を刷新、システム統一に1000億円
・大阪ガス<9532>大ガス子会社、廃プラゼロ技術、極小反応器でポリマー粒子
・関西電力<9503>仮想発電所技術活用の調整力、需給調整市場で初取引
・東芝<6502>量子暗号通信で世界最長600km、実証に成功
・日野自<7205>小型EVバス投入、脱炭素対応を本格化
・武蔵精密<7220>カナダ・農業系VBに出資
・日産<7201>佐賀・武雄市と災害連携協定、EV活用
・TPR<6463>成長投資3年300億円超、無人レンタカーシステム参入
・横河電機<6841>圧力・温度伝送器をサウジで生産能力倍増
・JUKI<6440>家庭用ミシン強化、新製品で使いやすさ追求
・セイコーエプソン<6724>米新興に出資、センサー、車・ロボ向け連携
・阪和興業<8078>新規取引先拡大が順調、1年で目標4割達成
・住友化学<4005>車部品で再生プラ生産、リバーHDと提携検討
・UEX<9888>プラズマ切断機など導入、生産効率化・設備更新
・ロート製薬<4527>天藤製薬を買収、一般用医薬品、世界展開強化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 5月企業物価指数(前年比予想:+4.5%、4月:+3.6%)
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:米CPI待ちでこう着の中、アフターコロナ物色に
■くら寿司、2Q営業利益 黒字転換3.04億円
■前場の注目材料:三菱電、基幹系を刷新、システム統一に1000億円
■米CPI待ちでこう着の中、アフターコロナ物色に
10日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続こう。9日の米国市場ではNYダウが152ドル安だった。5月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見姿勢が強い一日となった。ダウは高値警戒感から売り圧力が強く、景気敏感株を中心に売られた。プラスに転じる場面もあったが、引けにかけて下げ幅を拡大した。また、長期金利が1.5%を下回って推移したことは、ハイテク株にとってはサポート材料とはなったものの、ナスダックは下げに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の28825円。円相場は1ドル109円60銭台で推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い優勢となりそうだが、その後は狭いレンジ内でのこう着といったところであろう。米国市場ではCPI待ちの状況であり、予想を上回る伸びとなったとしても、金融政策に変更はないと見られているとはいえ、警戒感から利益確定の動きに繋がっているようである。そのため、米国同様、CPI待ちの相場展開に向かいやすく、短期筋の仕掛け的な売買も手控えられそうだ。また、週末のメジャーSQを控えていることから、先物市場では大半の売買がロール中心であり、トレンドを取りに行く動きは限られる。慎重姿勢から日経平均の25日線辺りまで仕掛けてくる局面においては、押し目を狙いたいところであろう。
また、足元では指数インパクトの大きい値がさ株への利益確定の動きが目立っており、NT倍率は低下傾向にある。CPIを控えて直近のポジションに対するリバランスの動きが見られるかが注目される。その他、指数に振らされにくい中小型株などでの個人主体による売買に向かいやすく、個別に材料の出ている銘柄のほか、テーマ性のある銘柄への物色に。その他、ワクチン接種が加速していることから、経済活動の正常化への期待は強く、アフターコロナを想定した物色に広がりが見られてくるかも注目しておきたいところであろう。
■くら寿司、2Q営業利益 黒字転換3.04億円
くら寿司<2695>は第2四半期業績を発表。売上高は前年同期比14.1%増の745.84億円、営業利益は3.04億円(前年同期は4.91億円の損失)と黒字転換。日本は既存店売上高が新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年3月度売上高を上回るなど回復。北米は3月以降については、経営状況は急速に改善している。アジアでは台湾子会社において新型コロナウイルス感染症の影響は見られず。
■前場の注目材料
・1ドル109円50-60銭
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・三菱電<6503>基幹系を刷新、システム統一に1000億円
・大阪ガス<9532>大ガス子会社、廃プラゼロ技術、極小反応器でポリマー粒子
・関西電力<9503>仮想発電所技術活用の調整力、需給調整市場で初取引
・東芝<6502>量子暗号通信で世界最長600km、実証に成功
・日野自<7205>小型EVバス投入、脱炭素対応を本格化
・武蔵精密<7220>カナダ・農業系VBに出資
・日産<7201>佐賀・武雄市と災害連携協定、EV活用
・TPR<6463>成長投資3年300億円超、無人レンタカーシステム参入
・横河電機<6841>圧力・温度伝送器をサウジで生産能力倍増
・JUKI<6440>家庭用ミシン強化、新製品で使いやすさ追求
・セイコーエプソン<6724>米新興に出資、センサー、車・ロボ向け連携
・阪和興業<8078>新規取引先拡大が順調、1年で目標4割達成
・住友化学<4005>車部品で再生プラ生産、リバーHDと提携検討
・UEX<9888>プラズマ切断機など導入、生産効率化・設備更新
・ロート製薬<4527>天藤製薬を買収、一般用医薬品、世界展開強化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 5月企業物価指数(前年比予想:+4.5%、4月:+3.6%)
<海外>
・特になし <ST>
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