佐藤商、上期経常を32％上方修正、通期も増額

　佐藤商事 <8065> が7月30日後場(13:30)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比6.0倍の14.8億円に急拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の19億円→25億円(前年同期は9.1億円)に31.6％上方修正し、増益率が2.1倍→2.7倍に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の40億円→46億円(前期は33.4億円)に15.0％上方修正し、増益率が19.5％増→37.4％増に拡大する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.4％→2.5％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年3月期の連結及び個別業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響や車載用半導体不足による自動車減産など、先行きへの不透明感が残っておりますが、足元では商用車及び建産機業界等の生産回復が堅調に推移し、期初の想定を上回る需要を見込んでおります。この結果、第2四半期（累計）及び通期共に、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益及び当期純利益のいずれも前回公表した業績予想の数値を上回る見込みとなったため、業績予想を修正いたします。（注）上記の予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。