山善、7-9月期(2Q)経常は36％減益、未定だった今期配当は10円減配

　山善 <8051> が11月12日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比29.5％減の43.7億円に減ったが、通期計画の80億円に対する進捗率は54.7％に達し、5年平均の46.3％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比36.2％減の36.2億円に落ち込む計算になる。

　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は20円(前期は30円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比35.9％減の25.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.2％→2.4％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、連結業績や財務状況及び配当性向などを総合的に勘案しながら、長期的な観点から安定的・継続的に配当を維持したいと考えております。　2021年３月期の期末配当予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により先行きが不透明であることから未定としておりましたが、2021年３月期通期連結業績予想及び財務状況等を総合的に勘案し、2021年３月期の期末配当金につきましては１株につき10円00銭とし、中間配当金10円00銭とあわせて１株当たり年間20円00銭とさせていただく予定であります。