決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … メドピア、デジアド、ベネ・ワン (5月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の5月2日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　メドピア <6095>
　18年9月期第2四半期累計(17年10月-18年3月)の連結経常利益は前年同期比8.8倍の2億0200万円に急拡大し、通期計画の2億2500万円に対する進捗率は89.8％に達し、5年平均の63.2％も上回った。

★No.2　Ｍラインズ <3901>
　18年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比40.7％増の1.9億円に拡大し、1-6月期(上期)計画の3.3億円に対する進捗率は59.5％に達し、3年平均の48.9％も上回った。

★No.3　ミサワ中国 <1728>
　18年3月期の連結経常利益は前の期比85.3％減の2億円に落ち込んだが、19年3月期は前期比2.6倍の5.4億円に回復する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6095> メドピア 　　　東Ｍ 　 +21.45 　　5/ 7　　上期　　　778.26
<3901> Ｍラインズ 　　東２ 　 +19.02 　　5/ 7　　　1Q　　　 40.71
<1728> ミサワ中国 　　ＪＱ 　 +11.11 　　5/ 7　本決算　　　159.62
<2412> ベネ・ワン 　　東２　　 +8.97 　　5/ 7　本決算　　　 20.07
<8893> 新日建物 　　　ＪＱ　　 +6.22 　　5/ 7　本決算　　　 25.60

<5955> ヤマシナ 　　　東２　　 +4.31 　　5/ 7　本決算　　　　4.56
<3467> アグレ都市 　　東２　　 +3.83 　　5/ 7　本決算　　　　8.31
<9878> セキド 　　　　東２　　 +3.03 　　5/ 7　本決算　　　 28.21
<6870> フェンオール 　東２　　 +1.85 　　5/ 7　　　1Q　　　-20.95
<4772> デジアド 　　　ＪＱ　　 +1.79 　　5/ 7　　　1Q　　　 26.83

<8044> 大都魚 　　　　東２　　 +1.41 　　5/ 7　本決算　　　 -7.85
<6271> ニッセイ 　　　東２　　 +1.05 　　5/ 7　本決算　　　 -2.91
<6062> チャームケア 　東２　　 +0.39 　　5/ 7　　　3Q　　　 -8.91
<2344> 平安レイ 　　　ＪＱ　　 +0.22 　　5/ 7　本決算　　　　0.61
<4770> エルミック 　　東２　　 +0.20 　　5/ 7　本決算　　　 81.82

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース