商社株は、難しいと思う。

過去の話になりますが、ひと昔前ノルマ志向が強すぎて
会社が危なくなった時がある。

もちろんひと昔前と、今とは違うでしょう。
社員は、やはり優秀な人が多い。

一般的な外国人から見ると
日本の商社が何をやっているか
理解できない外国人投資家も多い。

商社ビジネスは、一般的にリスクが高いのでPERは低い。
配当は魅力的かもしれないが、変わるかもしれない。

商社は、資源の少ない日本のために貢献されているが
商社株の難易度は高いと思う。慎重に考えたい。（個人的な考え）
株価は、割安かもしれないが「参考」のために予想してみる。
ここまで株価が下がるのは何かあると思う。

パナ、ソニー、シャープなどが、ここまで下がった理由は
ある程度理解している。

本当は、買い予想をしたい銘柄がたくさんある。
しかし、ここは、慎重になりたいのでガマンする。

（いつまでも買い予想ができない。実際に買っていないことがほとんどなので
　予想してもよいのですが、世界経済の不透明感が強く自信がない。
　予想する時間がないこともある。）

わたしの知っている実力のある長期投資家は
キャッシュ比率を高くしている。
チャンスがあれば動くだろう。

池上彰さんのテレビ番組でも報道されている
金（ゴールド）は、買い予想していますが
短期的に大きく下がることがあっても戻ると思っている。

通貨の一面を持つ金価格が、そうではないプラチナ価格より高いことは
現在起きていることが通貨危機であることのひとつの現象かもしれない。

プラチナは、ヨーロッパに多いディーゼル車の自動車触媒に使われるので
欧州債務危機は、マイナスの要因になる。

余談

次回FOMCでは、早くからツイスト・オペの延長が有力説になっている。
予想通りならないことが多いので、もちろんどうなるかわからない。

ツイスト・オペも実質的には、米国長期債を買うことに変わりないので
QE3と類似の一面もあると思う。

アメリカの銀行は、証券化商品をある程度処理していると聞くが
欧州の銀行は、ほとんど処理できていない。
（それどころではない。）

足元、ユーロが売られている要因のひとつになる。
（為替についても、くわしくは専門家へ）
ドイツで最も有名な銀行もレバレッジ比率が高すぎる。

これから注目するイベントは、多い。
長期投資家にとっては貴重な勉強のチャンスになる。
何が起きるかわからないので、リスク管理を重視したいと思う。