決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＡＬＢＥＲＴ、音通、富士ソＳＢ (11月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の11月5日から6日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ジャパンエン <6016>
　20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期非連結比44.8％減の5800万円に落ち込み、通期計画の1億1000万円に対する進捗率は前年同期の60.7％を下回る52.7％にとどまった。

▲No.2　協立電機 <6874>
　20年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比9.3％減の3.3億円に減り、通期計画の23億円に対する進捗率は14.5％にとどまり、5年平均の19.5％も下回った。

▲No.4　ＡＬＢＥＲＴ <3906>
　19年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比45.3％減の7500万円に落ち込み、通期計画の3億6000万円に対する進捗率は20.8％にとどまり、さらに前年同期の68.8％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6016> ジャパンエン 　東２　　 -9.96 　 11/ 6　　上期　　　-44.76
<6874> 協立電機 　　　ＪＱ　　 -7.19 　 11/ 6　　　1Q　　　 -9.26
<6188> 富士ソＳＢ 　　東２　　 -7.07 　 11/ 6　　上期　　　199.26
<3906> ＡＬＢＥＲＴ 　東Ｍ　　 -4.50 　 11/ 6　　　3Q　　　-45.26
<7587> ＰＡＬＴＥＫ 　東２　　 -3.67 　 11/ 6　　　3Q　　　　赤転

<7647> 音通 　　　　　東２　　 -3.45 　 11/ 6　　上期　　　　赤転
<5950> パワーファス 　東２　　 -3.29 　 11/ 6　　　3Q　　　　赤拡
<5660> 神鋼線 　　　　東２　　 -3.24 　 11/ 6　　上期　　　433.33
<6769> ザイン 　　　　ＪＱ　　 -3.09 　 11/ 6　　　3Q　　　-96.50
<3604> 川本産業 　　　東２　　 -2.55 　 11/ 6　　上期　　　　黒転

<5940> 不二サッシ 　　東２　　 -2.27 　 11/ 6　　上期　　　　赤縮
<7991> マミヤＯＰ 　　東２　　 -2.19 　 11/ 6　　上期　　　-13.88
<1451> ＫＨＣ 　　　　東２　　 -2.06 　 11/ 6　　上期　　　　　－
<8006> ユアサフナ 　　東２　　 -1.90 　 11/ 6　　上期　　　-42.97
<9656> グリンランド 　東２　　 -1.38 　 11/ 6　　　3Q　　　 40.63

<2136> ヒップ 　　　　ＪＱ　　 -0.89 　 11/ 6　　上期　　　　0.44
<1828> 田辺工業 　　　東２　　 -0.64 　 11/ 6　　上期　　　-10.57
<7602> カーチスＨＤ 　東２　　 -0.41 　 11/ 6　　上期　　　　黒転
<1793> 大本組 　　　　ＪＱ　　 -0.41 　 11/ 6　　上期　　　-65.68

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース