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スクロールのニュース
<動意株・9日>(大引け)=コメ兵HD、メイテックG、石川製、スクロールなど
コメ兵ホールディングス<2780.T>=後場物色の矛先向かい一段高。同社はきょう午後2時ごろ、24年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の72億円から74億5200万円(前の期比44.2%増)に引き上げた。売上高予想も1060億円から1194億5900万円(同38.7%増)に上方修正。ブランド・ファッション事業の売り上げが好調に推移したことなどが寄与した。
メイテックグループホールディングス<9744.T>=後場に入り急伸。午前11時半、24年3月期の連結決算と、25年3月期の業績・配当予想を発表した。同社は前期の期末配当を7円増額したうえで、今期の年間配当予想は創業50周年の記念配当30円を含めて188円(前期比74円増配)とした。大幅な増配計画を打ち出し、投資家の関心を集めたようだ。25年3月期の売上高は前期比4.5%増の1327億円、最終利益は同2.0%減の121億円を見込む。4月新卒入社数が前年を下回ったことなどを背景に、増収率は鈍化すると想定。税負担軽減効果が消失する影響もあって、最終減益を計画する。
石川製作所<6208.T>=ストップ高。8日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比17.7%増の160億円、営業利益を同2.4倍の6億2000万円と発表。配当予想は10円と30期ぶり復配の方針も示しており、これが好感されている。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比8.0%増の135億9800万円、営業利益が同22.4%増の2億5300万円だった。機雷や航空機用電子機器を手掛ける防衛機器部門が堅調だったほか、段ボール製函印刷機などを製造販売する紙工機械部門が伸び全体を牽引した。
スクロール<8005.T>=切り返し急。8日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比15.1%増の42億円を見込む。年間配当予想は同6円増配の48円とした。配当利回りは足もとで4.7%台とあって、増益予想とともに評価されたようだ。今期の売上高は同0.2%増の800億円を見込む。ソリューション事業の領域拡大を進め、中期的な成長を図る方針。24年3月期の売上高は前の期比1.5%減の798億2600万円、最終利益は同12.5%減の36億4900万円だった。
コーセー<4922.T>=物色人気集中でストップ高。高価格帯ブランドの化粧品で消費者ニーズを捉え、百貨店や化粧品専門店をはじめ、コンビニや通信販売など幅広い販売チャンネルを持つ。足もとの業績は好調を極めており、24年12月期営業利益は前期比25%増の200億円を見込む。8日取引終了後に発表した24年1~3月期決算は営業利益が前年同期比36%増の79億200万円と大幅な伸びを達成した。国内では百貨店や化粧品専門店向けに「雪肌精」などが好調で業績押し上げ効果をもたらし、米国では子会社のタルト社が高い商品シェアで収益に貢献している。進捗率から通期業績の上方修正も視野に入り、上値を見込んだ大口資金が流入している。
ツカダ・グローバルホールディング<2418.T>=上昇加速で年初来高値更新。同社は欧米邸宅風施設を使った婚礼ビジネスを手掛けるほか、ホテル事業、フィットネスクラブ運営などにも幅広く展開しているが、足もとの業績は会社側の想定を上回って好調。8日取引終了後に24年12月期業績の上方修正を発表、営業利益は従来予想の60億300万円から64億2100万円(前期比20%増)に増額した。これを好感する買いが集中する格好となった。宿泊売上高が増加傾向を強めているほか、婚礼事業の内製化など全社的なコストダウンへの取り組みが奏功している。株価は前日ザラ場に456円の年初来高値をつけたが、きょうはそこを大きく上回り新値街道を走る展開となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
メイテックグループホールディングス<9744.T>=後場に入り急伸。午前11時半、24年3月期の連結決算と、25年3月期の業績・配当予想を発表した。同社は前期の期末配当を7円増額したうえで、今期の年間配当予想は創業50周年の記念配当30円を含めて188円(前期比74円増配)とした。大幅な増配計画を打ち出し、投資家の関心を集めたようだ。25年3月期の売上高は前期比4.5%増の1327億円、最終利益は同2.0%減の121億円を見込む。4月新卒入社数が前年を下回ったことなどを背景に、増収率は鈍化すると想定。税負担軽減効果が消失する影響もあって、最終減益を計画する。
石川製作所<6208.T>=ストップ高。8日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比17.7%増の160億円、営業利益を同2.4倍の6億2000万円と発表。配当予想は10円と30期ぶり復配の方針も示しており、これが好感されている。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比8.0%増の135億9800万円、営業利益が同22.4%増の2億5300万円だった。機雷や航空機用電子機器を手掛ける防衛機器部門が堅調だったほか、段ボール製函印刷機などを製造販売する紙工機械部門が伸び全体を牽引した。
スクロール<8005.T>=切り返し急。8日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比15.1%増の42億円を見込む。年間配当予想は同6円増配の48円とした。配当利回りは足もとで4.7%台とあって、増益予想とともに評価されたようだ。今期の売上高は同0.2%増の800億円を見込む。ソリューション事業の領域拡大を進め、中期的な成長を図る方針。24年3月期の売上高は前の期比1.5%減の798億2600万円、最終利益は同12.5%減の36億4900万円だった。
コーセー<4922.T>=物色人気集中でストップ高。高価格帯ブランドの化粧品で消費者ニーズを捉え、百貨店や化粧品専門店をはじめ、コンビニや通信販売など幅広い販売チャンネルを持つ。足もとの業績は好調を極めており、24年12月期営業利益は前期比25%増の200億円を見込む。8日取引終了後に発表した24年1~3月期決算は営業利益が前年同期比36%増の79億200万円と大幅な伸びを達成した。国内では百貨店や化粧品専門店向けに「雪肌精」などが好調で業績押し上げ効果をもたらし、米国では子会社のタルト社が高い商品シェアで収益に貢献している。進捗率から通期業績の上方修正も視野に入り、上値を見込んだ大口資金が流入している。
ツカダ・グローバルホールディング<2418.T>=上昇加速で年初来高値更新。同社は欧米邸宅風施設を使った婚礼ビジネスを手掛けるほか、ホテル事業、フィットネスクラブ運営などにも幅広く展開しているが、足もとの業績は会社側の想定を上回って好調。8日取引終了後に24年12月期業績の上方修正を発表、営業利益は従来予想の60億300万円から64億2100万円(前期比20%増)に増額した。これを好感する買いが集中する格好となった。宿泊売上高が増加傾向を強めているほか、婚礼事業の内製化など全社的なコストダウンへの取り組みが奏功している。株価は前日ザラ場に456円の年初来高値をつけたが、きょうはそこを大きく上回り新値街道を走る展開となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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