スクロールがカイ気配、第１四半期営業７割利益で対通期進捗率は４７％

　スクロール<8005.T>が寄り付き大量の買い注文に値がつかずカイ気配スタート。同社が７月３１日取引終了後に発表した１９年３月期の第１四半期（４～６月）連結決算は、売上高が１９１億４０００万円（前年同期比２３．２％増）、営業利益は１１億３８００万円（同６８．８％増）、最終利益は７億５１００万円（同７０．７％増）と急拡大した。これがポジティブサプライズとなり株価水準を一気に切り上げている。女性向けアパレルや雑貨などを中心にカタログ販売を行うが、通販事業及びｅコマース事業いずれも大幅な伸びを示し業績拡大に貢献した。

　通期業績予想は従来見通しを据え置いているが、営業利益２４億円（前期比８４．１％増）予想に対する第１四半期時点の進捗率は４７％と半分近くに達しており、上方修正への期待が膨らんでいる。

出所：minkabuPRESS