マミヤＯＰ、今期経常を2倍上方修正

　マミヤ・オーピー <7991> [東証Ｓ] が2月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の8億円→16億円(前期は6.8億円)に2.0倍上方修正し、増益率が16.8％増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.5億円の赤字→6.4億円の黒字(前年同期は5.4億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、19.8％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年３月期の通期連結業績予想につきましては、部材調達難や外国為替相場などの流動的要素を踏まえ、第２四半期決算短信において、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が当初予想を上回ったにもかかわらず、通期連結業績予想の修正を見送りました。しかしながら、これら流動的要素を解消し克服するための様々な施策を積み重ねることで、電子機器事業においてはスマートパチスロの市場導入に伴い受注及び生産が増加したことに加え、スポーツ事業においても、国内向け主力製品である「ATTAS KING」や新製品「The ATTAS V2」をはじめとした製品の売上が好調に推移したこと、海外での大手クラブメーカーからの受注が引き続き好調であったことなどから、売上高、営業利益が当初予想を上回る見込みとなり、さらに、当社が出資する「合同会社メガソーラー市島発電所」における売電収入が順調に推移したため出資金投資利益を営業外収益に計上したこと、等により、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益についても当初予想を上回る見込みとなりましたので、通期の連結業績予想を上表のとおり修正いたします。なお、配当予想につきましては、2022年５月11日に公表した予想に修正はございません。