ナカバヤシ、前期経常を一転17％減益に下方修正

　ナカバヤシ <7987> が5月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の31.7億円→24.6億円(前の期は29.6億円)に22.2％下方修正し、一転して16.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.7億円→17.6億円(前年同期は19.3億円)に28.5％減額し、一転して8.7％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　[連結]売上高は、Ｍ＆Ａにより連結子会社が増加したことなどから、前回公表数値を上回る見込みです。利益につきましては、[個別]が予想を下回ったことに加え、一部の子会社においても材料費高騰による原価率の上昇や荷造運賃の増加などが予想を上回ったため採算性が低下し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回公表数値を下回る見込みです。［個別］売上高は、データプリントサービスなどの受注部門は順調に推移いたしましたが、ステーショナリーなどの製品販売部門が低調であったため、前回公表数値を下回る見込みです。利益につきましては、材料費高騰による原価率の上昇や人件費、荷造運賃などの販売費及び一般管理費の増加が予想を上回ったため、営業利益、経常利益、当期純利益は前回公表数値を下回る見込みです。　※この業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものでありますので、実際の業績は今後様々な要因によって、予想数値と異なる可能性があります。