決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … クシム、イトクロ、タンゴヤ (3月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の3月10日から11日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　共和工業 <5971>
　22年4月期第3四半期累計(21年5月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の11.1億円に急拡大し、通期計画の13億円に対する進捗率は85.8％に達し、5年平均の70.3％も上回った。

★No.2　サンオータス <7623>
　22年4月期の連結経常利益を従来予想の2億2000万円→3億円(前期は1億9600万円)に36.4％上方修正し、増益率が12.2％増→53.1％増に拡大する見通しとなった。

★No.5　クシム <2345>
　22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の連結経常損益は4700万円の黒字(前年同期は4100万円の赤字)に浮上して着地した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5971> 共和工業 　　　ＪＱ　　 +5.93 　　3/11　　　3Q　　　155.38
<7623> サンオータス 　ＪＱ　　 +5.93 　　3/11　　　3Q　　　 77.99
<6049> イトクロ 　　　東Ｍ　　 +5.64 　　3/11　　　1Q　　　-66.02
<7126> タンゴヤ 　　　ＪＱ　　 +4.22 　　3/11　　上期　　　　　－
<2345> クシム 　　　　東２　　 +3.50 　　3/11　　　1Q　　　　黒転

<7983> ミロク 　　　　東２　　 +2.52 　　3/11　　　1Q　　　 66.67
<3733> ソフトウェア 　ＪＱ　　 +1.53 　　3/11　　　1Q　　　 15.60
<2159> フルスピード 　東２　　 +1.49 　　3/11　　　3Q　　　　0.33
<6757> ＯＳＧコーポ 　ＪＱ　　 +1.40 　　3/11　本決算　　　　9.39
<3248> アールエイジ 　東２　　 +0.92 　　3/11　　　1Q　　　317.14

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース