決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＨＥＲＯＺ、メディアＳ、モルフォ (6月8日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　メディアＳ <4824>
　18年7月期の連結経常損益を従来予想の3000万円の黒字→1億4000万円の赤字(前期は1億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.2　モルフォ <3653>
　18年10月期第2四半期累計(17年11月-18年4月)の連結経常利益は前年同期比67.7％減の1億6400万円に大きく落ち込み、通期計画の9億円に対する進捗率は18.2％にとどまり、5年平均の53.3％も下回った。

▲No.6　ミロク <7983>
　18年10月期第2四半期累計(17年11月-18年4月)の連結経常利益は前年同期比4.5％減の7.1億円に減った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4824> メディアＳ 　　東Ｍ 　 -19.29 　　6/ 8　　　3Q　　　　赤転
<3653> モルフォ 　　　東Ｍ 　 -15.53 　　6/ 8　　上期　　　-67.65
<6656> インスペック 　東２ 　 -14.65 　　6/ 8　本決算　　　　黒転
<3248> アールエイジ 　東２ 　 -14.36 　　6/ 8　　上期　　　　5.12
<3854> アイル 　　　　ＪＱ　　 -9.10 　　6/ 8　　　3Q　　　 16.33

<7983> ミロク 　　　　東２　　 -7.25 　　6/ 8　　上期　　　 -4.55
<4382> ＨＥＲＯＺ 　　東Ｍ　　 -5.70 　　6/ 8　本決算　　　 18.34
<3988> ＳＹＳＨＤ 　　ＪＱ　　 -5.32 　　6/ 8　　　3Q　　　-36.81
<3917> アイリッジ 　　東Ｍ　　 -2.99 　　6/ 8　　　3Q　　　-38.51
<3071> ストリーム 　　東２　　 -2.11 　　6/ 8　　　1Q　　　121.43

<7901> マツモト 　　　ＪＱ　　 -1.76 　　6/ 8　本決算　　　　赤縮
<3320> クロスプラス 　東２　　 -1.74 　　6/ 8　　　1Q　　　　赤転
<6757> ＯＳＧコーポ 　ＪＱ　　 -1.20 　　6/ 8　　　1Q　　　　黒転
<6898> トミタ電機 　　ＪＱ　　 -0.78 　　6/ 8　　　1Q　　　400.00
<4334> ユークス 　　　ＪＱ　　 -0.35 　　6/ 8　　　1Q　　　　赤縮

<3955> イムラ封筒 　　東２　　 -0.18 　　6/ 8　　　1Q　　　-51.21

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース